WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

天皇賞・春観戦記

メジロ牧場並に春天至上主義な私。いわばマストレース。
そんなゴールデンウィークど真ん中の淀競馬場へ行ってきました。
ちなみにこの日は私の誕生日。お馬さんからのプレゼントが楽しみです。


今回も指定席を確保すべく、朝6時起きで競馬場へ。ところがここで誤算が生じます。
なんと、着いた時には指定席は全て満席!残ってるのはラウンジシートのみという有様。
京都競馬場参戦5回目にして、初めて指定席を取り損なってしまいました。
今年のメンツ的に、このくらいの時間で十分と判断したのが間違っていたのです。
そして急遽、予定になかった開門ダッシュに。
結果的に確保したスタンドは、まさにベストポジションだったわけで、怪我の功名になったのは良かった。


この日はJRAプレミアムで12Rがディープインパクトメモリアル。
それに関連したイベントをやっていて、12Rの馬券1000円以上購入で、ディープグッズ抽選会に参加できる。
と言うことで何はともあれ12Rを予想。しかし12R前に帰ってしまう予定なので、
後で確実に払い戻せる、確実に当てられる、1000円は必ず戻ってくる、そんな馬券を買うのが肝要でした。
悩んで出した結論は、ジャコスキーの複勝。それを握り締め、抽選会場へ並びました。


しかしそこには長蛇の列が。予想以上の人数に唖然。引退から4年。未だ衰えぬ人気ぶりです。
なんとおよそ1時間待ち。ネズミーランドじゃないっつーの。日本人は並ぶのが好きだなぁ。
途中で定員に達し、せっかく馬券を買ってきても参加できなかったファンが多かったのは可哀想だった。
待って待っていい加減嫌になりながらようやく順番が回ってきた頃には、1Rのファンファーレが鳴っていました。
そして当てたのは3等のTシャツでした。これだけ時間かけてボールペンとかだったら泣くに泣けないって(笑)。
ほんとは2等の写真パネルを狙っていたんだがなぁ。さすがに、1等のたてがみは無理だろうと思ってたけど。
Tシャツならまずまずの成果といえるでしょう。少なくとも買った馬券の1000円に見合う。
とりあえずはいい誕生日プレゼントになった。後は馬券だね♪


1Rは終わってしまったので2Rから参加。しかし苦手淀。なかなか思うように行きません。
的中こそ2つでノーホーラは避けたのだけど、配当があまりにも安い。
3Rの3連単の配当が500円でガミった時は、情けなくて笑っちゃいましたわ。


メインの春天。今年はメンバーが手薄と言われていた。
それならどの馬からでも狙える。どうせなら面白い結果が見たいなと、本命はメイショウベルーガ
牝馬による春の盾制覇も、最近の女性上位の時代ならありかな、と。
あとはステイヤーらしいステイヤーフォゲッタブル
マイネルキッツジャガーメイルも能力的に凡戦は考えづらい。
穴ではテイエムアンコールとメイショウドンタクかなぁ・・・とこの辺を適当に絡めて購入。



そしてレース。さすがは歴戦の古馬だけあって、かかっている馬は皆無。
ペースは普通やや遅いといっていいぐらい。馬場状態的に前に行った馬が俄然有利な展開。
2番手マイネルキッツには絶好かなと。逆に1番人気フォゲッタブルは後方からで、外に出しそうな雰囲気。
それはやばいんじゃないの内田サン・・・って思いながら見ていました。
勝負どころ。メイショウベルーガフォゲッタブルの手応えは悪そう。
逆に一気にしかけたマイネルキッツは完全に抜け出した格好。
思い切りのいい松岡ジョッキーらしく、これはファインプレーだと思ったら、
そこからぐいぐい伸びてくる馬がいた。ジャガーメイルだった。
ゴール前でキッチリと差し切り優勝。2着はマイネルキッツ
3着はメイショウはメイショウでもドンタクの方。
フォゲッタブル掲示板に乗れず。メイショウベルーガは・・・どっか行っちゃった。
最後にエアシェイディがフラフラしながら入線してたのが印象的でした。
なんか途中でいろいろゴチャついていたみたいで、不利を受けた馬が多かったようだ。
フォゲッタブルはらしさがまったくなかった。33秒台の上がりの勝負になったのも痛かった。
池江先生、残念です。


今年の春天は低レベル云々と言われていたけど、終わってみれば1,2着は実力馬。
香港ヴァーズで接戦をしていた馬が勝って、去年の覇者が2着。
そう、終わってみればこんな簡単な結果はない。いつもそう思うんだ。終わってからね・・・。
ジャガーメイルは父ジャングルポケットが果たせなかった春天勝ち。
3着のメイショウドンタクがマンハッタンカフェ産駒だったので、オヤジのリベンジ!?
そう、メイショウドンタク結構頑張ってたねぇ。
いつものパターンで、穴馬は見つけられても、それを馬券で取れないのが私の勝負弱さなんです。



負けが確定で、わんわん泣きながらの帰り道。
ワンセグで見た12Rで、先述ジャコスキーが2着に入り、
複勝がプレミアム効果で230円ついてくれたことがせめてもの救いなのでした。
こうして終わった淀遠征。収穫はあまりなかったかもしれないけど、楽しめたことには間違いありません。
京都競馬場は相性が悪いけど、嫌いになれない、むしろ好きな競馬場だと改めて思ったのでした。
今年秋にもう1回来るかも!?面白いレースがあればね!


次回遠征予定はヴィクトリアマイル。場合によってはダービーまで待機も。