WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

ジャパンカップ観戦記

JCDに続いて今度はJCターフの方の観戦記を。
朝の4時半起きで競馬場に向かう。着いた時にはすでに長蛇の列。
昨日の時点でもうすでに相当並んでいたので覚悟はしていたがここまでか。
なんだかんだでこれだけ客を呼べるのだからJRAも本望だろうて。


開門は7時40分。名物のダッシュ
私はパドックへ、馬友Kさんはスタンドへダッシュ
空はどんより曇り空だが雨はなんとか大丈夫そう。しかし、とにかく寒い!


午前中は例によって馬券でハズレたり、ハズレたり、ハズレたりしながら、
淡々と時間が過ぎていく。Kさんも似たようなものだったらしい。
私はほぼ1日ずっとパドックにいたわけだが、人口密度は朝から凄かった。
と、メインの出走馬が入場する少し前くらいからポツポツと雨が降り出す。
しかしレースへの影響は皆無。逆にノド鳴りの馬には恵みの雨と思った。


ジャパンC出走馬のパドックディープインパクトは過去最低体重の436㌔。
だけど特に細く見えるわけでもなく、踏み込みもドッシリ、落ち着き十分の雰囲気。

2番人気ハーツクライはノンビリと周回。ウィジャボードは良い馬だと思った。
他に気になったのはドリームパスポート
ディープの後ろを歩いていたのだけど、負けないくらい良く見えた。
ディープより馬格がある分、パドックで一番はこの馬かと思った。
メイショウサムソンは体型もあるのだろうけど、まだ太く見えなくもなかった。


レースはご存知の通り、ディープインパクトが断トツの上がり33.5で見事に勝利。
凱旋門賞以降のモヤモヤを全て吹き飛ばしてくれた。
あのスローペースの中最後方で折り合いがつき過ぎるほどだっただけに、
おいおい、こんなんで大丈夫なのかとハラハラしていたけど、
いつも通り直線では差せない馬などいない!ってくらいの感じだったね。
直線入り口付近での武豊デットーリの駆け引きや、
一瞬接触しようかというディープとメイショウサムソンの明暗などが面白かった。
絶対に負けが許されない戦いだっただけにとにかくホッとした。
いろいろあったけど馬は何一つ変わっていなかったことが嬉しかった。
池江先生や関係者がどんな思いで仕上げてきたかを思ったら泣けてきた。
そして嬉しさの反面、この馬をあと1回しか見れないことに無性に寂しさを覚えた。


その他の馬についても。
2着のドリームパスポートはお見事だろう。
メイショウサムソンも2つ勝ち越しで、世代最強はこの馬かな。
そして父フジキセキをも超える(た)馬なのも知れないね。来年はこの馬が主役。
ただこれだけの馬の鞍上をコロコロ変更させるのはイカガナモノカ。
3着ウィジャボードもさすが。上がり33秒台はディープとこの馬だけ。
牝馬で強行スケジュールでこの走りは賞賛もの。
4着コスモバルクは相変わらずヨレまくりながらよく走った。展開もよかった。
5着フサイチパンドラは53㌔とは言え3歳牝馬掲示板はすごい。
6着メイショウサムソンはあのスローで自分から動けなかったのは残念。
ハーツクライはここまで止まるかってほど一気に下がっていってしまったなぁ。
ジョッキーの話ではノド鳴り云々じゃなさそうだっただけに4ヶ月の休み明けかな。


そういえば京都メインではブラックタイドが久々に連対していた。
兄弟揃ってメイン勝利はならなかったけどこれまた嬉しいニュース。
そんな楽しい一日だったのにどういうわけか馬券がハズレているんだけど・・・。
大団円は有馬記念へ持ち越し・・・。