WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

菊花賞観戦記

超絶レコード決着

菊花賞を観戦に京都競馬場に行ってきました。
乱文、長文ですが観戦記を書いてみます。


★6月以来の京都競馬場
馬友のKさんと共に朝早くから競馬場へ。
一般の開門はだいたい7時半を過ぎたぐらいだったかな。
普段のパドック生活じゃなく、指定席狙いの今回はもう少し待たされた。
それでもだいたい8時過ぎには入場できた。
とりあえず1Rが始まるまでには2時間ほどあるので今のうちにいろいろ散策。
グッズ売り場を通り抜けるとなにやら見えてきた。あれはまさか・・・。

出たー、なんとメイショウサムソン号像!作ってたのかい。
レープロにはサムソンのポスター付きの豪華版。
巻末にはドリーム菊花賞なるコーナーもついていた*1
JRAも今年はサムソンの3冠を応援しているようだ。
そして去年に引き続き、メイショウサムソン3冠祈願弁当も販売されている。
とりあえず購入してみる。1,300円。高い!中身はこんな感じ。

なんか・・・フツー。柴漬けがサムソンの勝負服をイメージと説明書。


★指定席へ
普段は指定席代を出すくらいならその分を馬券に、がスタンスなので指定席は初体験。
ふーん、こんな風になっているのか。下を見下ろすのも悪くない。
各席にはちゃんとモニターもついてるのね。オッズプリンター使わなくてすんでいいわ。


★馬券惨敗
1Rが始まる。朝から馬券で勝負。
しかし私もKさんも買えども買えどもかすりもしない。
久々の馬券は大惨敗に終わった。7Rまで負け続けてとうとう諦める。
いいんだ、今日の目的は菊花賞だからそこで勝てば・・・。


★あの子に会ってきた
ふと新聞を眺めていると、かえで賞にどこかで見た名前を発見。
おや、君はコンゴウさんじゃないですか。

遠征時にPOG軍団のメンバーに会えるとは幸運。
パドックに下りて、パドック住人達に少しお邪魔させてもらい見てきた。
そして結果は7着。ダートの自己条件が待ち遠しいですね。。。


★いよいよ菊花賞
そうこうしているうちに菊花賞が近づく。
パドックの各馬をモニター越しに見ていて気になったのは、
メイショウサムソン太くないかい?ってことだった。
恐らく過去最大体重。成長があるにしてもトライアルより増えていたのは心配。
菊などの長距離戦は研ぎ澄まされた馬体の馬が勝つイメージなので。
そして購入した馬券はこんな感じ。まぁ3着は外さないだろうと。

Kさんはソングオブウインドを本命で数点と、せっかくだからとサムソンの応援馬券
このことが後々問題になってくるのだが・・・。


菊花賞回顧
そして菊花賞が終わった。結果はご存知の通り。メイショウサムソン3冠ならず。
石橋騎手のコメントにもあったけど、3冠馬になるのは難しいんですね。
そりゃ確かにだてに長い歴史で6頭しか出てないだけあるよ。3冠の重みか。
まぁ、馬はここまで頑張ってきた。2冠取るだけでも凄いのだから。
ここで競走生活が終わるわけでもないし、まだ競走生活の前半が終わっただけ。
ディープが有馬で負けて強くなったように、サムソンもまたこれで強くなるかもよ。
少しレースも振り返ってみよう。
今回の菊花賞を支配したのは間違いなくアドマイヤメイン武豊だった。
逃げなきゃ話にならないとはさんざんこのブログでも書いてきたけど、
まさかこの大一番であれだけの逃げを見せてくるとは驚き。
ゆっくりゆっくりの1周目の下りでスピードに乗った時レコード決着を予感。
前半早く、中盤スローに落として、後半再スパートのセイウンスカイ戦法。
しかもスカイの時よりも飛ばしている。あれで3着に粘りこんだのは脅威。
逃げさえすればこれだけ強いのだと言うところを見せ付けた。
3冠ならずで少なからず白けムードの場内だが、メインの話題で持ちきりだった。
なんだかとても珍しく、そしてとても面白いレースを見たぞ、と。
やっぱり逃げ馬ってのは競馬の華なんだなぁ。メインには是非JCに出てもらいたいね。
そんな完璧逃げのメインを捉えたドリームパスポートは本当に強い。
そしてそれをさらに後方から差し切ったソングオブウインドのスタミナも脅威。
勝ちタイム3:02.7は脅威のレコード。
とうとう愛馬の名前が菊花賞の記録から消える。
武弟様こと武幸四郎騎手はクラシック初勝利。
武家に縁の深い菊花賞でってのがなんだかいいね。
そして横山神様ことノリ騎手はなんと4年連続の菊2着。勝たせてあげたい!
馬券は結局ここも大惨敗。
ソングオブウインド本命の癖に外したKさんはなんだか哀れで見てられない。
せめて単勝抑えていればねぇ・・・。
次またいつこれるかわからない京都競馬場だけど、
いつか必ずリベンジに来ると心に誓った我々だった。
3冠馬誕生を見るために京都まで行って、それが見られず、
しかも馬券も大敗した我々だけど、レース自体は非常に面白かったというのが
共通する思いの今回の遠征でした。

*1:サラブレとかでよくありそうな歴代菊花賞馬で誰が勝つかの予想