WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

今週の注目レースその1

第40回 スプリンターズS(GI 中山 芝1200㍍)

今週は2つの重賞、ひとつのGI、そして凱旋門賞と、
とにかく見どころ満載の週になりそうです。
まずは秋の国内GI開幕を告げるスプリンターズSから。
ディープインパクトは向こうで外国馬として戦いますが、
日本では外国馬を迎え撃つ構図。
国際GIに昇格したためか、例年にないかなりの強力外国馬が参戦してきた。
有力馬は。


テイクオーバーターゲット
前哨戦セントウルSを使ってきた本気度は外国馬の中で一番。
その前走でも十分に実力の片鱗を見せてきた。
すべてが好転する今回はかなりの有望株だろうか。


サイレントウィットネス
去年残した強烈な印象がまだ記憶に新しい。
その後はウィルスに冒されたとかで調子を崩して勝ち星なし。
ただ十分にリフレッシュを取ってきたのは好感。
昨年より落ちる日本馬にとっては依然怖い相手。


レザーク
実績面ならテイクオーバーターゲット以上。
なにしろ2度先着しているのだから。
ただし英国以外で走るのはこれが始めて。
1分7秒そこそこの電撃戦に対応できるかが問題。


ベンバウン
実績面で一歩劣る馬だけど、豊富な遠征暦は心強い。
成績を見ると大きく崩れるところの少ない馬で安定感タイプかな。


オレハマッテルゼ
日本総大将。前哨戦を一切使わず照準をここに定めて来た。
左回りより信頼度が落ちる右回りが不安点。


シーイズトウショウ
初代サマースプリントシリーズ女王だけどローテが過酷。
北海道→中京→中山と続く輸送に馬体維持が出来てればいいが・・・。
中山の坂云々の前にまずはそこが肝心だよ。


チアフルスマイル
日本勢の隠し球的存在はこの馬かな。
キーンランドCでシーイズを豪快に差し切った末脚は、
豊かなスプリント適正以外の何ものでもない。