WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

中山記念観戦記

ミル子

今年2回目の現場出動は中山記念
当初はアパパネちゃんが出るということで参戦を決めたわけだけど、熱発で回避。
どうしようかと思ったが、ヴィクトワールピサが出るなら・・・と行くことにしたのだ。


そしてこの日は競馬界の卒業式。我が尊敬する池江泰郎厩舎も解散だ。
最後の重賞挑戦としてリルダヴァルを送り込んできた。
リルダヴァルは小倉遠征した時に新馬戦を見た縁のあるお馬さん。
先生に最後の重賞勝利をプレゼントしてあげられるだろうか。


中山記念以外で注目していたのは7Rの3歳500万下出走のイングリッド
フェアリーSは掛かって大惨敗してしまったけど、デビュー戦の強烈な脚が忘れられない。
平場なら力が違うはずだと本命。見事勝利を収めた。
レースぶりは今回も油断すれば暴走しそうな感じだったけど、なんとか進境が見られた感じ。
欲を言えば2着におかしな馬を連れてきて欲しくなかったわけだが・・・。



そして10Rのネコパンチ。この馬は札幌で未勝利戦勝利を目撃した縁がある。
それ以来隠れファンなのだが、なんと今日は圧勝。
しかも去年の有馬記念より早いタイムだったりしたわけで。
もしかして、ネコ本格化の兆し!?


そんなこんなで中山記念
まずはパドックへピサを見に行く。



落ち着いて周回していて、古馬の品格ありといった感じ。


あとよく見せたのは相変わらずの好馬体のリーチザクラウン
この馬もパドックでは落ち着き払ってたけど、返し馬になったらこの通り。



口を割り気味に走り去っていってしまった。
三つ子の魂百まで・・・。なかなか改善されない気性だけど、大人しいよりはこの馬らしいかもね。


年下のピサは返し馬でも王者の風格ありで、早くも勝負あった感。
レースは最終コーナーを大外から捲り上げての圧勝。
なんか見ていてグラスワンダーを彷彿させるかのようなレースぶりだったなぁ。
メンバー的に抜けた能力があるのはわかっていたけど、正直こういう勝ち方をするとは驚かされた。
上りも唯一の33秒台で、鈍足のイメージ一新だね。
それにしても中山競馬場での強さは破格。
ポストマツリダゴッホ・・・いやスケールはそれ以上だろうね。
この後は海外を転戦するプランらしい。次に日本で見られるのはいつになるのかな。



リルダヴァルは先行したものの、見せ場らしい見せ場はなく後退し6着。



池江先生のラストランが幕を閉じた。
小倉メインをヤマニンウイスカーで勝利して有終の美を飾れたのはよかったね。
今までいろんな名馬と感動をありがとうございました。
池江先生の厩舎の馬たちはどれもみな、強いだけじゃなく愛される馬が多かった気がします。
きっと先生の人柄がそんな馬を作り上げてきたのでしょう。
本当に一つの時代が幕を閉じたんだなぁと、寂しくなってしまいました。


次回遠征予定は流動的。連休となるスプリングSあたりに行くかもしれない。