WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

天皇賞・春観戦記

アニキ会心のガッツポーズっす!

久しぶりの更新となってしまいました。
御存じのとおり、世の中が競馬どころじゃなくなったり、
再開しても気持ちが向かなかったりで、気づけば中山記念から2か月が過ぎていました。
どのタイミングで現場復帰しようか馬友ともいろいろ模索してきましたが、復帰戦はやはり春の天皇賞だろうと、今回の遠征となったわけです。
そう、ダービーを別格にすれば、春の天皇賞は私にとってのマストレースだからです。


前年、指定席をとれなかった反省をふまえ、今回はより早起き、5時起きで競馬場へ向かった。
着いたのは6時前。しかし早々に整理券は配られ、場内へ誘導された。
しばらく行かないうちにこんなに対応早くなったわけ?
さらに場内に入ってから指定席が発売開始されるまでも早かった。
7時前には始まってすぐに席へ移動できたからなぁ。
早起きして、ずっと地べたで待たされる苦痛を味わうこともなく、さくさくと進行していい感じだった。
前々から思っていたんだけど、さっさと開門して客入れちゃったほうがきっとたくさんお金落とすぞ。


さて2か月ぶりの競馬。ブランクを理由にするわけじゃないけど当らなかった。
それはもう明後日の予想で。ちなみに一緒に行った馬友もさっぱり。
早起きの眠たさも手伝って、とくに会話も弾むことなくメインまで来てしまった。


天皇賞。人気は4歳馬。
しかし負けがこんでいる身に、トゥザグローリーローズキングダムなんか買っている余裕はない。
そもそも4歳馬ってみんな中距離志向が強げじゃないかい?
どうもキングカメハメハに3000メートル超ってイメージがわかない。
目についたのはマイネルキッツ。8歳だがしぶとさは健在。
やや重馬場で上りのかかりそうな展開もいい。人気もいい感じ。
逆転の望みを賭けられそうなのはこの馬だけに思えた。


レースは極端なスローペース。折り合いに気をつけたい馬が多い中、このペースだとかかるのは必然。
トゥザグローリーが途中から動いて先頭に立っちゃった時は、お母さんがJCに出た時のことを思い出したよ。
そういえばあの時も四位だったな。
そんなペースに業を煮やしたか我慢できなかったか、とても古馬のレースとは思えない落ち着きのないレース展開。
見ていて一番いい位置にいて折り合ってたエイシンフラッシュがまとめて面倒見そうだなという気がした。
実際差し切る勢いで来たんだけど、淀の内でジッと溜めてた馬を交わし去るのは難しい。
ヒルノダムール。この馬こそが一番理想的なレースをしていたんだね。


すでに我が馬券は紙屑の様相・・・


内田と藤田の白熱の叩き合い


大阪杯でようやく重賞を勝ったかと思いきや、返す刀でGI優勝。
馬も自信を持ったのだろうか。この世代に新たなるGIコレクター誕生。
私自身、この馬は期待感ほど強くないと認識していただけに、素直に脱帽するしかありません。
ヒルノダムール、アニキ藤田、すまんかった。



ワンツーの2頭以外で上位を占めたのはスタミナがありそうな馬ばかり。
超スローでもスタミナを問われる希有なレース展開。
今年の天皇賞はそんなレースだった。
マイネルキッツこそそんな展開は理想的に思えたんだがなぁ。
年齢か、絶対能力が足りなかったか、私の負のオーラが原因か・・・。


しかし4歳馬は役者が多い。宝塚記念にも今回のメンバーは大挙して出そうだけど、その時はまた違う馬が勝つかもしれない。
それこそ今回は畑違いだった感のあるペルーサや、かかっていたトゥザ、ローズとかも当然巻き返してくるだろう。
それにブエナも加わったら、上半期で間違いなく一番タフなレースになるだろうね。
遠征予定に入れておこう。あ、ちなみに次回遠征予定はヴィクトリアマイルね。
ブエナとアパパネのおそらく最初で最後の対決、これは見逃したくない。