共同通信杯観戦記

3連休ということもあり、有馬記念以来の現場に行ってきました。
しばらく馬券から離れていたけれど、現場には行きたくてウズウズしていた。
始動はどこにしようかと思ったけど、今年の共同通信杯には見たい馬が結構いたので行くことにしたのだ。

今年の共同通信杯にはディープインパクト産駒が4頭出ていた。
今年のクラシックを語るうえで外せないわけで。
人気順に、

ダノンバラード

サトノオー

ディープサウンド

オンリーザブレイヴ

である。中でも伝説の新馬戦デビューで、出世レースのラジオNIKKEI杯2歳Sを勝っているダノンバラード。
この馬がもしもここを勝つようなら、混迷クラシックの中心になるのは間違いないところだった。

だが、出走メンバーに気になる馬がいたのだ。
その名はナカヤマナイト。

いや、この馬ね。過去のレースを何度か現場で見る機会に恵まれたお馬さんなんだけどね。
そのたびに期待のディープ産駒を打ち負かしてきたわけだよ。
ベゴニア賞のコティリオン。ホープフルSのディープサウンド。
私はね、どうもこの馬がディープ産駒の天敵に思えてしょーがなかったわけですよ。
しかも乗り役も個人的に天敵の柴田善さんだし。

そしてその予感は当たってしまうのだった。
レースを見事制したのはナカヤマナイトだった。

安定感があるのはわかっていたのだけど、どうも訴えてくるものがないんだよ、この馬。
でも買わない私をあざ笑うかのように何度も目の前で好走してくれちゃうわけよ。
厄介だねぇ、実に厄介な存在だねぇ。史上最悪に相性の悪いお馬さんかもしれないねぇ。
で、次に買うと負けたりするんだよね、得てして。
完全にクラシック路線に乗ったわけだし、この先長い付き合いになると思うけど、何度も立ちはだかってくれちゃうんだろうなぁ。

さて、期待のダノンバラード。
取り立てて何か問題のあるレース内容だったようにも思えないが、それにしても大敗しすぎ。
確かに芝は外があまり伸びにくい。
だけど他には伸びた馬がいたわけだからそれを理由にはできない。
たぶん、この馬は速い上りが出せないタイプなのだろう。GIレベルに必須な33秒台は現状使えない。
だから決め手勝負になりやすい東京よりも、ラジニケの阪神みたいなパワー馬場が向くのだと思う。
ダービーよりは皐月賞向きかな。まだ完全脱落というわけではないが、主役というわけでもないのかもね。

サトノオーは今日はちょっと消極的だったような。それでも伸びないところを結構伸びたんだけどね。
距離はマイルぐらいまでがもっとも能力を発揮できる範囲なのかも。
ディープサウンドはもう少し落ち着いた競馬ができるようになって欲しい。
潜在能力はあると思うんだけど、今はそれを持て余してる感じかな。

ちなみに馬券はディープサウンドから馬連流して、ナカヤマナイトさえいなければ的中の切ないパターン。
白状します、はい、今日もノーホーラでした（泣）。
有馬記念から十分間隔をとったのにこの有様。ポン駆けはきかないタイプだったみたいです・・・。
次回遠征予定はGIはスルーして、アパパネちゃんやヴィクトワールピサが出そうな中山記念。
一度使われた変わり身を見せたいと思います。