有馬記念観戦記
今年もグランプリ有馬記念に参戦してきました。
大惨敗に終わった先週の借りを返すという大きな目標も加わって、気合十分の中山入りです。
朝4時起きで競馬場に向かった。やはり有馬記念デーが一番早起きになる。
例年通りの場所に並んだわけだけど、今年はどうも開門待ちの人数は少ない気がした。
ポジションが例年よりも20〜30メートルばかり前。そりゃこの寒さと不景気じゃ仕方ないか。
凍えるような寒さに耐えるのがとにかく大変。朝の5時台は凍死寸前でした・・・。
そんな苦難を乗り越え7時30分の開門ダッシュで、負け組ポジションながらもどうにかスタンドをゲットし、
借りを返す聖戦が始まったのです!
あれ、気合が空回りしてるよ。
そうなのです。今週も当たりがでない。微妙な堅さのレースばかりが続いて、中穴党の出番はない。
前回大勝ちした馬友も今日はだめで、寒空の中、懐も少しずつ寒くなっていきました。
それでもめげずに楽しみにしていたホープフルステークスを迎えた。
ここの断然1番人気ディープサウンドは、個人的にディープインパクト牡駒ではデビュー済組で1番と買っていた馬。
それだけに期待していたのですが・・・。
結果はなんとしんがり負け。何か故障でもあったのか、気性面に問題があったのかわからないけど、
とにかくガッカリ。前日のダノンバラードに続くオープン勝ちとはなりませんでした。
当たりのないまま有馬記念の予想に入った。
今年はブエナビスタ対3歳馬の構図。JCの時と基本的にいっしょ。
JCの時はブエナのお供にローズキングダムを指名したけど、中山の今回はヴィクトワールピサに食指が動く。
枠順が出たときは、ヴィクトワールピサ本命もありかもと思った。
その後ローズキングダムが出走取り消しになってしまったわけだが、ローズがいてこその美味しいヴィクトワール。
2番人気になってしまっては3連複は使えない。単でいくしかない。
馬券は1,2着にブエナ、ヴィクト固定で3歳馬中心に流しました。
レースは流れ的にスローで、後方につけたブエナには厳しい展開。ましてここは中山。
絶好の位置にいたヴィクトワールピサとはあまりに対照的だった。
それでも鬼脚を繰り出し、中山2500ではほとんど限界の33.8の上りで猛追。
だけど、内枠先行有利の馬場状態で、中山巧者の皐月賞馬を捉えるには至らなかった。
ペースを考えればもう少しいけなかったものか。父のスペシャルウィーク同様、有馬記念には縁がないのかな。
2番人気が勝ったとはいえ、やはりファン的にはガッカリの空気になってしまった。
夢を買うのも有馬記念だが、すっきり強い馬が勝つレースを見たいのも、また有馬記念なのだ。
この2頭でワンツーなのだから馬券も当っていそうなものなのだけど、トゥザグローリーは買えなかったのですよ・・・。
いくら池江厩舎の馬だからって、このメンバーに入っちゃうとどうしても霞んじゃう。
だけどトゥザグロ君は今年のPO馬だったのにね。PO馬に馬券的中を阻まれるとはなんとも切ないものがある。
そのほかの馬では、ペルーサはついに好スタートを切ったけど、
前にいても鋭い脚を使えるかというとそれは別問題だったみたいだね。
ちょっと過大評価が過ぎるのかもしれない。このタイプとは早いとこ付き合いを絶たないと泥沼になるかもよ。
ノーホーラも確定し打ちのめされていた私をさらに追い詰める出来事がここで発生。
馬友K氏の同僚の人が3連複を的中させたのだ。万馬券だねおめでとうと思ったら・・・。
この組み合わせを5000円も持っていやがった!払い戻し額は58万500円。
普段は競馬をやらないけど有馬記念だから流れで馬券を買おう・・・みたいな人物にこんな払い戻しをされてしまった・・・。
屈辱にまみれた今年の有馬記念デーは終わった。
先週の借りを返すどころか、しばらく立ち直れないほどの痛手を負ってしまいました。
今年の中央競馬はこれにて終了。金杯まで束の間のお休みとなるが、私はしばらく競馬から離れた方がよさげだな。
復帰時期は未定にします。心の傷が癒えたら、また旅打ちにでも出かけたいと思います。
皆々様、1年間、お世話になりました。また来年、強くなって必ず戻ってきます。
待っててね。
おまけ。2010年度ベストレース
1位 天皇賞・秋 ブエナビスタ
2位 皐月賞 ヴィクトワールピサ
3位 エリザベス女王杯 スノーフェアリー
でもなんだかんだで今年はアパパネちゃんとともにあったなぁという印象です。