小倉競馬参戦記
先週末、夏休みをとり九州方面へ出かけたので、小倉競馬場にも参戦してきました。
と言ってもこの週のメインはブエナビスタの出る札幌記念。
あるいは新設重賞のレパードSのある新潟だ。
小倉はと言うと、小倉日経オープンがメインレース。あまりタイミングとしてはよろしくない。
まぁそんな事が気にはなりはしたものの、始まってしまえばGIも重賞も特別も未勝利も一緒。
当てりゃいいんですよ!
競馬場へは小倉駅からモノレールで行ける。所要時間は10分程度。
改札を出ると、すぐに入場門へと通じていてアクセスは良い。
さすがにローカルの重賞のない日だけあって、東京などで味わう混雑した開門ダッシュにはならない。
余裕で指定席をゲットして、さっそく散策に向かった。
小倉競馬場は1999年に全面リニューアルされただけあり、とても近代的な造りになっている。
JRAの競馬場は今年函館が工事しているから、古きよき時代の競馬場を味わえるのはもう札幌だけかな。
その札幌もそのうち近代的に生まれ変わるのだろう。どっちがいいのかは一概には言えないけどね。
パドックはこんな感じ。規模は福島や中京あたりよりは若干大きい。新潟と同じぐらいかな。
コースは小回りだけど、周りは山々が広がっていて開放感がある。
小倉と言えば灼熱地獄を想像していたんだけど、木陰で風が吹けば気持ちが良かった。
これなら無理して指定席取らなくても良かったかもしれないね。
場内を歩いていると厩舎があった。馬達が繋がれて厩務員さんに洗われていた。
ん?あの馬はどこかで見たような・・・。
そうです、小倉3冠馬メイショウカイドウ様です!
小倉と言えばこの馬だと、多くのファンの心に焼き付いているであろうこの馬。
ここで誘導馬になれたのは幸せなことですね。洗ってもらって気持ち良さそうでした。
おや、あっちにいる栗毛の馬も綺麗だな。ええと・・・おお、バンブーユベントスか。
この馬も誘導馬になっていたんだね。日経新春杯を思い出すよ。
懐かしい対面に穏やかな気持ちになって、さぁいよいよレース予想に入ろう!
結論から言えば、この日の成績は回収率145%で勝利だった。
的中は札幌記念、レパードS含めて全11レース中2レースのみだったけど、
中配当をふたつ拾えたことで勝利はゆるぎなかった。
やはり私は小回り競馬場は得意だ。
レース傾向としては、小回りの割にはよく差しが決まる競馬場だなぁという印象。
まぁ開催も終盤なので当たり前かもしれないんだけど、逃げ馬がことごとく捕まってしまっていた。
そんな逃げ馬を買って、ゴール前差されて地団太踏んだレースもいくつかありました。
3場メーンの感想。
札幌記念は注目ブエナビスタが差しきれず負けてしまった。なんだかディープの最初の有馬記念みたい。
斤量52キロとは言え、あの直線では短すぎたのだろうか。
マツリダゴッホに捲くられて楽なレース運びが出来なかったのもキャリアの浅い3歳牝馬にはきつかったか。
追ってからエンジンがかかるまで多少時間がかかるので、もう少し早めに仕掛けてもいいのかもしれない。
それにしても凱旋門賞も結局取りやめにしたんだってねぇ。
なんだか最初からそうなるような気はしていたんだよ。厩舎的にもね。
秋華賞で牝馬3冠を目指すらしいので、次の遠征候補が出来て良かったとポジティブに考えよう。
それにこれで、どこかでウオッカとの対決が実現するかもしれないしね。楽しみにしておこう。
新潟のレパードSはトランセンドが快勝。ダート界に新星誕生の予感。
個人的にはシルクメビウスの吉田豊ジョッキーにオカンムリ(`´)。
小倉日経オープンは本命マストビートゥルー快勝も、バトルバニヤン、ニルヴァーナがいらんことしい。
って、どっちも池江厩舎やん(汗)。
そんなこんなで無事に小倉競馬を終えた。払い戻しにも並んだので、完全制覇なった。
思い残すことはない。もう次はいつ来るかもわからない競馬場。
もしかしたら二度と来る機会には恵まれないかもしれない。
この景色、この雰囲気をしっかりと記憶に焼付けておこう。
またいつか来れるといいな、小倉競馬場。
これで、私の未体験競馬場は残すところ函館のみです。あと、ひとつ。