WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

小倉競馬参戦記

先週末、夏休みをとり九州方面へ出かけたので、小倉競馬場にも参戦してきました。
と言ってもこの週のメインはブエナビスタの出る札幌記念
あるいは新設重賞のレパードSのある新潟だ。
小倉はと言うと、小倉日経オープンがメインレース。あまりタイミングとしてはよろしくない。
まぁそんな事が気にはなりはしたものの、始まってしまえばGIも重賞も特別も未勝利も一緒。
当てりゃいいんですよ!

競馬場へは小倉駅からモノレールで行ける。所要時間は10分程度。
改札を出ると、すぐに入場門へと通じていてアクセスは良い。
さすがにローカルの重賞のない日だけあって、東京などで味わう混雑した開門ダッシュにはならない。
余裕で指定席をゲットして、さっそく散策に向かった。


小倉競馬場は1999年に全面リニューアルされただけあり、とても近代的な造りになっている。
JRAの競馬場は今年函館が工事しているから、古きよき時代の競馬場を味わえるのはもう札幌だけかな。
その札幌もそのうち近代的に生まれ変わるのだろう。どっちがいいのかは一概には言えないけどね。


パドックはこんな感じ。規模は福島や中京あたりよりは若干大きい。新潟と同じぐらいかな。


スタンド。ローカルとしては十分な規模だ。


コースは小回りだけど、周りは山々が広がっていて開放感がある。
小倉と言えば灼熱地獄を想像していたんだけど、木陰で風が吹けば気持ちが良かった。
これなら無理して指定席取らなくても良かったかもしれないね。


場内を歩いていると厩舎があった。馬達が繋がれて厩務員さんに洗われていた。
ん?あの馬はどこかで見たような・・・。
そうです、小倉3冠馬メイショウカイドウ様です!

小倉と言えばこの馬だと、多くのファンの心に焼き付いているであろうこの馬。
ここで誘導馬になれたのは幸せなことですね。洗ってもらって気持ち良さそうでした。


おや、あっちにいる栗毛の馬も綺麗だな。ええと・・・おお、バンブーユベントスか。

この馬も誘導馬になっていたんだね。日経新春杯を思い出すよ。


懐かしい対面に穏やかな気持ちになって、さぁいよいよレース予想に入ろう!
結論から言えば、この日の成績は回収率145%で勝利だった。
的中は札幌記念レパードS含めて全11レース中2レースのみだったけど、
中配当をふたつ拾えたことで勝利はゆるぎなかった。
やはり私は小回り競馬場は得意だ。
レース傾向としては、小回りの割にはよく差しが決まる競馬場だなぁという印象。
まぁ開催も終盤なので当たり前かもしれないんだけど、逃げ馬がことごとく捕まってしまっていた。
そんな逃げ馬を買って、ゴール前差されて地団太踏んだレースもいくつかありました。


3場メーンの感想。
札幌記念は注目ブエナビスタが差しきれず負けてしまった。なんだかディープの最初の有馬記念みたい。
斤量52キロとは言え、あの直線では短すぎたのだろうか。
マツリダゴッホに捲くられて楽なレース運びが出来なかったのもキャリアの浅い3歳牝馬にはきつかったか。
追ってからエンジンがかかるまで多少時間がかかるので、もう少し早めに仕掛けてもいいのかもしれない。
それにしても凱旋門賞も結局取りやめにしたんだってねぇ。
なんだか最初からそうなるような気はしていたんだよ。厩舎的にもね。
秋華賞牝馬3冠を目指すらしいので、次の遠征候補が出来て良かったとポジティブに考えよう。
それにこれで、どこかでウオッカとの対決が実現するかもしれないしね。楽しみにしておこう。


新潟のレパードSトランセンドが快勝。ダート界に新星誕生の予感。
個人的にはシルクメビウス吉田豊ジョッキーにオカンムリ(`´)。


小倉日経オープンは本命マストビートゥルー快勝も、バトルバニヤンニルヴァーナいらんことしい
って、どっちも池江厩舎やん(汗)。


そんなこんなで無事に小倉競馬を終えた。払い戻しにも並んだので、完全制覇なった。
思い残すことはない。もう次はいつ来るかもわからない競馬場。
もしかしたら二度と来る機会には恵まれないかもしれない。
この景色、この雰囲気をしっかりと記憶に焼付けておこう。
またいつか来れるといいな、小倉競馬場


これで、私の未体験競馬場は残すところ函館のみです。あと、ひとつ。