桜花賞観戦記

先日の宮杯から中1週・・・またまた競馬遠征を敢行。行き先は仁川。
2年連続で桜花賞を見に行ってきました。もちろん目的はブエナビスタのレースを見ること。
阪神競馬場自体はこれで3度目の参戦。
最初は大勝、そして2回目の去年は大惨敗という馬券の成績。
果たして阪神競馬場は私にとって相性が良いのか悪いのか、それをハッキリさせるのも大きな目的でした。

指定席を取るため朝5時起きで新大阪から競馬場へ向かった。
去年と同じパターンなので勝手はわかっている。首尾よく4回Bシート席をゲットした。
さぁ、白黒つけようじゃないか。

1R・・・いきなりハズレ。幸先悪し。買い目は3連単。やはり大振りは確率が悪いか。
2R・・・馬単。的中。やっぱ中配当を拾っていくのが一番確実かな。
3R、4R・・・ハズレ。うーん、いまいち乗り切れないなぁ。

午前中は収支はほぼとんとんで終えた。
連続で外しているとは言え、目の付け所は結構よかった。決して不調ってわけじゃないはず。
そして快進撃は午後になって始まったのだった。

5R・・・馬単、的中。
6R・・・ハズレ。
7R・・・馬単、的中。
8R・・・ハズレ。
9R・・・馬単、的中。

的中、ハズレ、的中・・・と2回に1回は回収していけた。
中京でも成功した、馬単で確実に拾っていく作戦が私には合っているようだ。収支もどんどん増えていく。
そして向かえるは10R、メインの桜花賞だ。

とりあえずパドックへ行き、ブエナビスタの肢体をとくと拝見してみますか。

ところがパドックで目を凝らしてみても、いたってフツーの馬にしか見えないんだな、これが。
メンコをしているせいで顔も隠れちゃってるせいか、オーラはその馬体からは伺えない。
しかしこの時期の牝馬としては本当にオットリしている馬ですね。

見栄えが良かったのはレッドディザイア。こっちは美人さん。

ここまでずっと指定席で見てきたが、より臨場感を味わうため桜花賞は外のスタンドで観戦。
ブエナビスタは返し馬の段階でもマイペースで、入れ込むそぶりすら見せない。
ほんと精神的に成熟しているなぁ。頼もしいわい。

レースが始まった。ブエナビスタは好スタートを切ったものの、すぐに定位置の後方2番手。
本番桜花賞でなんと大胆な、安藤勝己。
まぁ調教師が最後方から大外ブン回せばそれで勝てると吹いていたからなぁ。
すべてが予定通りってか。
直線向いたところでも、普通なら思いっきりのコースロス。
あそこから届けちゃうのは、選ばれし馬のみなのだろう。
そう、ブエナビスタは鮮やかに差し切って見せた。
パドックで良かったレッドディザイアが素晴らしいレースをしたのに、それを上回ってみせた。
上がりは33.3。適当なこと書いちゃうけど、勝ち馬としてはたぶん桜花賞史上の最高の上がりタイムじゃないか？
ウオッカとダイワスカーレットでさえ33.6だったからなぁ。ブエナの剛脚はほんと凄まじい。
今回もちょっとだけ本気を出したって具合で、まだ奥底には引き出しがありそうだものね。

これが巷で噂の女ディープインパクトの実力か。
でもこの日はディープと言うより、デュランダル的なレースだったね。
外回りの広いコースだから出来た芸当で、以前のトリッキーコースだったらこんな競馬じゃやばかったかも。
人はないものねだりをするもので、もっと完璧なレースをするブエナが見たくなった。
それが出来るだけの器だと確信したから。
あと思ったのは、この馬はスピードタイプじゃないな、ってこと。
このオットリしまくりの気性と、まったくかからないレースぶり、
上がりはともかく勝ちタイムが思ったほど伸びない点、どれもスピードレース向きじゃないことを示している。
オークスはさらに楽しみが持てると思う。我がPOG軍として未踏の樫の勲章、是非頑張ってください。

あ、そうそう、桜花賞の馬券ね。
ここまで馬単でコツコツ拾ってきたけどここで3連単解禁。自信のあるところでは大きく狙う。メリハリが大事。

バッチリでした！ここで打ち止めにしておいたけど、10レース中の5的中で回収率は374％。
ブエナビスタともども、完全勝利で今回の阪神遠征を終えることが出来た。
阪神競馬場、やっぱり大好きです！

中京、阪神と連続して勝てて、これでまた遠征費用の蓄えが出来た。
次の遠征は春の天皇賞あたりかな？その前に来週の皐月賞はどうするの！？