WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

中京競馬&高松宮記念観戦記

やっとかめ〜、の更新だがや。中京競馬場に行って来たでよ。
と言うわけで、高松宮記念を見に行ってまいりました。
なかなか行く機会のない競馬場、そしてレースだけに、どうなることやら楽しみでありましたが・・・。


朝6時起きで名鉄杯でお馴染み!?名鉄に乗って中京競馬場駅前まで電車に揺られる。
駅に着いたら、それらしい人々に着いて行けば競馬場につけるはず。
さすがはローカル競馬場唯一のGI、朝から金の亡者ども熱心な競馬ファンが多い。
指定席を狙っていた我々だったが、すでに完売。仕方なく開門ダッシュでスタンドを取った。

スタンドは同じローカルでは札幌よりかはだいぶ綺麗だったかな。
プチテラスというガラス張りの一般席もあったのだが、そこは確保できなかった。



コースはやはりローカル。狭い。馬場状態は良さそうだ。


とりあえずは場内散策。初めて行った競馬場では毎回そうですね。
すぐ目に付くのは・・・おや、アレは何だ?もしかして電車?
そう、中京競馬場には電車があるのです。

中はフードショップになっていて、カレーやらピザやらクレープやら軽食が売られている。
そして電車の席に座ってそれを食べれる、そんな空間だ。


腹を満たした後散策を再開。今度はパドックを見に行った。

非常にこじんまりとしたパドックだった。今まで行ったJRA競馬場では一番小さい。
フルゲートのレースでは馬の間隔がきつきつになるだろうなぁ。
そして特徴としては傾斜のきつさが挙げられるだろう。


高松宮記念メモリアルガーデンでは過去のGI勝ち馬が紹介されている。
思い出と言えばやっぱりビリーヴちゃん。今日は息子が走りますよ。


さて、このぐらいしか見て回るものもなかった。さっそく予想をしよう。
中京競馬場になんて次はいつ来るかわからない。今日は全レース打つ意気込みだ。
しかし1、2、3Rと連続してハズレ。おいおい、これじゃまたノーホーラネタかよ・・・。
そんな嫌な流れを変えてくれたのは、何かと縁のあるこの男だった。
4R、メジロシーゴー(4番人気)を駆って見事期待に応えてくれたのは△丸太。
そう、昨夏札幌遠征した時にネコパンチでお世話になった、あの△丸太クンだ。
ちなみにこのレースが今年最初の馬券的中だった(今年は現場でしか馬券を買わないと決めたので当然か)。
払い戻しも受け、これで名実共に中京競馬場を経験したと言うことが出来る。


そして5R。ここも△丸太の馬が臭い。二匹目のドジョウはあるのだろうか。
ありました。エムオーミラクル見事に勝利です。2着は1番人気なのに馬単だと7番人気の組み合わせ。おいしい。
ほんとありがとう、△丸太。君との相性の良さはこれからも大事にしていきたいものです。


その後は6、7、8と連続して外した。なんか朝から藤田Jを厚く勝って外しまくっているような・・・。
先日の騎乗取消しの影響か?なんか乗れてない気がするなぁ。ローレルゲレイロはいらないな。
この時点でこんな事を考えているわけでありまして・・・。


9R、ここはカタいところを確実に仕留める。10R。また藤田が飛ばしてくれたよ・・・。
さぁ、メイン。GI高松宮記念だ。
我が本命は6年前の覇者ビリーヴの息子、ファリダット
もう一頭、人気落ちが美味しそうなキンシャサノキセキ
この2頭を中心に購入した。もちろんローレルゲレイロは消し。


世の中ってこんなものですよね。あれだけ乗れていなかった人間が、おいしい所だけは勝っちゃうんだから。
前半3ハロンが33.1っていう、GIとしたら余裕のペースになっていた時点で嫌な予感がしていた。
あれじゃ馬場状態もあって先行馬が残っちゃうだろうなぁ。
差し馬のファリダットとかに出番などあるわけないわけで・・・。
最速上がりでも、前を捉えるにはそれこそ33秒割れぐらいの鬼脚が必要であって、
そこまで望むのは酷過ぎるというもので。まぁ仕方がない。
まだ4歳の春。本格化はもう少し先だと信じよう。母もどっちかと言うと晩成だったし。
キンシャサノキセキは10着。スランプ状態のようです。


勝ち馬ローレルゲレイロ。最強の1勝馬なんて言われてた時期もありましたなぁ。
やっぱり宮記念はマイル実績がポイントなのですね。
藤田ジョッキー、インタビューで、「ここまで人気馬を飛ばしてばかりですいません」って言ってたよ。
まったく、終わり良ければ全て良しだとか思われてもこっちは困っちゃうってもんだよ〜。


本当の終わり良ければ全て良しは最終レースのことだった。
馬連28倍を2点で取り、1日トータルで完全勝利を収めたのであった。
回収率は150%ぐらい。全レース打ってちゃんと浮きが出たのだから大成功と言えるだろう。
大当たりこそないが、コツコツと中規模を拾った、そんな感じの1日でした。


中京競馬場は始めての観光客に優しかった。
個人的に大箱の府中なんかより、小回り中山が得意なわけであって、
そう言った面で中京はピッタリだったのだろう。
ほんと、次いつ来れるかなんてわからないけど、美しい思い出は永遠に胸に刻まれることだろう(大袈裟)。
中京はええよ!


次回遠征予定はなんと早くも再来週、桜花賞です。