スプリンターズS観戦記
12年ぶりに新潟競馬場で行われたスプリンターズSを観に行ってきました。
新潟では12年ぶりだけど、私がスプリンターズSを競馬場で見るのは実に13年ぶり。
そもそもが近年の短距離GIにあまり興味を持てなかったことが要因。
まぁロードカナロアは一度は見ておきたかったけどね・・・。
久々の開催で盛り上がりは必至。
5時半起きで競馬場へ出向き、少ないスタンドを開門ダッシュで確保。
最前列の絶好席に陣取って遮るものは何もなし！
・・・だったのだが。
このブログの過去の新潟競馬参戦期を読み返せばわかる通り、この競馬場ではほぼ負けていた。
ご多分に漏れずこの日も鳴かず飛ばずなのです。
1Rで本命馬が落馬したのが運のつきだったのかもなぁ。
そんなこんなで1つしか的中はなくメインレースに。
正直、短距離路線にあまり興味が沸かないので出走メンバーもよくわからない。
12年前の記憶を頼りに、先行できるスピードを持つ馬をピックアップし3連複のボックスで勝負した。
レース。ファンファーレが鳴った時のどよめきに、中央では感じられない新鮮味が混ざっていて微笑ましい。
まぁあまり大騒ぎはして欲しくないのだがね（とくに合いの手いらねー）。
逃げると思われていたハクサンムーンが控え、故障明けのダッシャーゴーゴーが逃げた時点でペースは落ち着くと思った。
前につけている馬は買った馬ばかり。
こりゃ貰っただろ、とカメラは内々先行勢に向けた。
これが大失敗の始まり・・・。
ベルカント＆武豊騎手が12年前のレース同様内から抜け出し勝つのかと思った。
そこへ襲い掛かるストレイトガール。
中段からはレッドオーヴァルも伸びてきた。
はい、いただき〜って思った瞬間、カメラのファインダーに突如白い物が飛び込んできた！
白・・・芦毛？スノードラゴンかよー。
内を狙ってたから案の定撮影も大失敗。
まさか新潟の内回りで大外強襲が決まるとはね。
連続開催最終日で馬場が完全に外差しになっていたんだね。
GI仕様の内コチコチ馬場じゃなかったのかよ・・・。
思えば高松宮記念でも極悪馬場の中大外から伸びてきたのがスノードラゴンだったっけ。
最後まで予想は冴えずか。
勝ち戻る人馬に惜しみない歓声。
伏兵が勝ったのにこれだけ盛り上がってくれるのも普段GIのないローカルならではだね。
これが府中とかならきっと静まり返っていただろうに。
大野騎手は10年目の初GI制覇。おめでとうございます。
こうして大惨敗に終わった新潟GIデー。
確かに物珍しさから盛り上がってはいたけど、ローカル競馬場のキャパでGIをやると、何をするにも窮屈でかなわない。
新潟での常時開催を望む声もあるみたいだけど、私はまたしばらくはいいかなぁと思うのでした。
