WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

ジャパンカップ観戦記

13年連続の現地観戦となるジャパンカップを見に東京競馬場へ出撃してきました。
今年はJCとしては面子が揃わない珍しい年。
でも万全を期して5時半起きで開門ダッシュを行い、狙い通りの良席をゲットしました。



絶好の天候に恵まれた競馬日和の府中。
だけど去年と比べてわくわく感が少ないこともあり、客入りも普通で、時間ものんびり過ぎていきました。
そもそも11RのJCが最終レースで、発送時刻が15:55と、写真撮りには辛い時間設定(時期的に薄暗くなるので)。
帰りの電車も一斉に客が退くので大混雑と、JRAさんにはもう少し考えてほしかったな。


おっと、余談はここまで。
さっそくJCの回顧と行こう。
ちなみに私の本命はジェンティルドンナ
府中2400mなら現役で世界でも3本の指に入るんじゃないか?という信念のもと。
そして相手に東京得意のルルーシュを選び(確変中の福永Jにも期待)、3連単を流しました。


レースはエイシンフラッシュが逃げるという想像もつかない展開となってしまい、当然超スローペースで上りの競馬に。
辛いのは速い脚のないゴールドシップ
必死に捲り上げようと試みていたけど、馬が全く反応できていなかった。
まぁJCで大敗するのは予想は出来たことだけど、成績の極端さがね。


そんな中早めに抜け出したのがジェンティルドンナ
自慢の瞬発力で一気に先頭に立った。



正直、先頭に立つのが早すぎると思った。
鞍上を変更してまで溜める競馬にこだわったにしては、天皇賞と変わらない競馬。
これなら岩田のままでもよかったんじゃないか、と思いながら残ることを願っていた。
そして脚を溜めれたデニムアンドルビーが恵量も味方して一気に突っ込んできた。
ほぼ並んだところがゴール板。見ていた角度からはジェンティル優勢に思えたが・・・。



写真判定にはなったけれど、リプレイを見れば一目瞭然でジェンティルドンナが勝っていた。
史上初のジャパンカップ連覇。それも牝馬が成し遂げた。
素晴らしい快挙。怪牝ブエナビスタでさえ(不運もあったが)できなかった偉業。
府中2400mでディープの血が騒がないわけがない、か。
2着デニムアンドルビーもディープ産駒だしな。
ディープ産駒はディープ産駒を連れてくる、という格言通りだね。
ルルーシュとか買ってる場合じゃなかった。
3着のトーセンジョーダンも押えていただけに、取れない馬券じゃなかったなぁ。



勝ち時計2:26.1は青葉賞レベルの凡時計。
レコードを出させたくてしょうがないJRAの思惑通りとは行かなかったね。
それもこれもエイシンフラッシュで逃げるなどという駄乗をしてくれたミルコ君のおかげなんだけどね。
こういう超スローの展開でこそエイシンフラッシュの爆発力が生きたはずなのに。




それにしても勝ったのが稀代の名牝なら、2着もまた3歳牝馬
世界的な牝馬優勢の時代はまだ続くんだろうね。
3歳牝馬古馬GI戦出走はトレンドになっていくかもしれない。
ここにオルフェーヴルキズナが出ていたらどうなっていたことやら。
残念ながら牡牝3冠馬対決は二度と実現しない見通しみたいですね。
さぁ次は有馬記念。去りゆく最強馬に世代交代をかけられるかが最大の焦点。
もちろん白い怪物の復活も見たいぞ。
次回遠征予定はそんな有馬記念です。



東京競馬場の紅葉も満開でした。
ちなみに馬券成績は満開どころか蕾のままでした(ノДT)