WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

毎日王冠観戦記

久々の更新になってしまいました。
最近プライベートの忙しさや、個人的モチベーションの低下などがあり競馬から少し離れていました。
GIのスプリンターズSがあっても、ふーんってかんじでしたからねぇ。
(もっとも、あれは実質G3なので問題ないけれど・・・。)


さて、今は秋。競馬がもっとも楽しくなってくる季節ということで、
ウオッカ姐さんも出ることだし、連休だし、リハビリがてら競馬場にでも行くかと、
8月の小倉以来の現場に行ってまいりました。


府中は安田記念以来か。春のGIを皆勤したのも遠い昔のような気がするなぁ。
この秋は、どれだけここに来るんだろうな。


さて毎日王冠
レースはまさに昨年の再現VTRを見ているかのようだった。
逃げ馬不在で押し出されるように逃げてしまったウオッカ
手応えがありそうな感じで直線を向きながらも、ゴール寸前で1頭に交わされてしまう姿。
1年前に見たあの光景そのままじゃありませんか。
溜息のスタンドにおいて、苦笑いしかありませんでした。
しかし今更8歳のカンパニーがあんな鬼脚を使うなんて・・・。


G2コレクターと言われるカンパニーだけど、GIとG2でこうも成績が違うのは、
それが純然たる格がそうさせるのか、はたまた見えない何かが原因なのか、よーわかりません。


ウオッカ。出来は良く見えたし、直線向くまでもそんなにかかっている風でもなかった。
それでも坂を登る頃には、もう歩いていたわけで、完全なる完敗と言っていい。
逃げが合わないのか、前を捉える習性を行かさないとダメなのか、間隔が開いたせいか、
相変わらず1頭だとソラを使っちゃうのか、それとも斤量が重たかったのか。
完璧じゃないところがウオッカの魅力と言えばそれまでだが、春のあの姿が強烈だっただけに、
どうにも消化不良の感が否めない今年の毎日王冠でした。本番ではまた違った展開になるだろうけどね。


ところで、返し馬の時に印象的な出来事があった。
いつもどおり悠然と、落ち着いた姿でラチ沿いを歩くウオッカ
カメラを構えていたら、そこに何やら他の馬が接近してきました。
それがカンパニーだったのです。


落ち着いて歩いていたウオッカだったけど、この後すぐに走っていったのだった。
もしこれが序盤若干折り合いを欠くことに繋がったのだとしたら、
もしこれが予定通りの、女帝挑発だったとしたら・・・。横山ノリ様、あんたは恐ろしい勝負師だ。
レースはゲートが開く前に、すでに始まっていたわけだ。