WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

環境

香港国際競走
感度の悪いラジオNIKKEIに耳を傾けて聴いていたのだが、
応援虚しく日本馬はそろいもそろって惨敗だった。
一番の期待を持っていたあのデュランダルでさえ5着。
またしても世界の壁に跳ね返されたと言うわけだ。
2001年の日本馬3連勝の快挙が懐かしい・・・。
だけど能力的に日本馬が世界と比べて劣っているとは思えない。
今回で言ってもサイレントウィットネス以外はそうたいした馬がいたとも思えないし。
例えばデュランダルだって、京都競馬場のマイル戦だったらまず間違いなく勝てていただろうよ。
ひとえにこれは馬場の違いへの対応力に問題があると見た。
日本競馬は芝もダートも世界的に見て特殊だよ。
芝は異常に速い時計の出る高速馬場。
ダートは本場は土質なのに対して砂質。
そんな環境に慣れ切っている日本馬に、
いざ世界基準の馬場で走れって言われても戸惑うのは無理もないのかも。
逆にいえば外国馬も日本競馬では苦戦する。
遠征が敬遠されるのも馬場に問題ありと思われているからじゃないのか。
真の最強馬とはどんな環境でも実力を出し切れるそんな馬達のことだろう。
歴史に名を残している馬達がそうだ。
残念ながら最近の日本馬にはそんな歴史に名を残すほどの名馬は生まれていないと言うことなんだろうな。