WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

夏恒例・牧場見学2015

日本ダービー以来現場から離れてる私。
しかし毎年恒例となっている北海道旅行および牧場見学は今年も敢行してきました。
今年は2か所行くことが出来たので、少し紹介してみたいと思います。
懐かしいあの馬たちにも会うことが出来ましたよ。


レックススタッド


まずは日高地方にあるレックススタッド
ここにはかつて社台で繋養されていた名馬達が多く流れてきています。
そんな中でどうしても会いたかった馬がいたのです。
見学希望の受け付けを済ませに案内所へ行くと、今日は気温が高くアブが発生するため放牧はせず、厩舎内での見学になるとのこと。
せっかくだから広い放牧地にいる馬を見たかったけど、好意で見学させていただけるのだから贅沢は言えません。
さっそく厩舎周りを。


トーセンラー


まず最初に目に飛び込んできたのは、まだ記憶に新しいこの馬。
ここで繋養されていたんですねぇ。
京都競馬場がとにかく得意で、武豊騎手のGI100勝目を飾ったのがこの馬でした。


タニノギムレット



ここでの一番のお目当ては2002年の日本ダービー馬のこのお方。
あのダービー以来だから実に13年ぶりのご対面!
当時競馬場では鋭い目つきと近寄りがたい気合が溢れた馬だったけど、今ではこんなに穏やかな表情になっていました。
何と言ってもウオッカを送り出したことが最大の功績。
願わくば牡馬からもGI馬を出してブライアンズタイム系を存続させてほしいんだけど・・・。


ローエングリン


ロゴタイプを出して俄かに注目されだしたローエングリン
産駒数はそんなに多くないけど、好馬体、好スピードを誇った自身の遺伝子は確実に子孫に伝えるみたいですね。


スペシャルウィーク


去年は函館競馬場のお披露目でも会えた馬ですねぇ。
そろそろ高齢になって種馬としての残り時間は少ないのかもしれないけど、ブエナビスタの夢再び、もう一仕事期待しちゃいます。


ホワイトマズル


海外の名馬もまだまだ健在のようです。
時たま大物を出す種牡馬で、貴重なダンシングブレーヴ系。
本当に鼻づらが白い!


スクリーンヒーロー


今年の安田記念をモーリスが制して、これから人気も殺到するはずのスクリーンヒーロー
続いて行って欲しい系統の馬ですよねぇ。


その他、マツリダゴッホショウナンカンプシルポートなんかもいましたよ。


日高地方を後にして向かったのは毎年行っているあの場所です。


社台スタリオンステーション


こっちには今をときめくレジェンド種牡馬たちが多くいます。
この日は放牧デーで、いろいろと見れました。


キャプテントゥーレ


移動の激しい大スタリオンだけにこれはちょっと意外だったんだけど、結構長いところここに繋養されてますよね。
やはりアグネスタキオンの貴重な後継だからでしょうか。
ちなみに後ろに写っている白いケツはクロフネのです(笑)。


ジャスタウェイ


多くの見学者を集めていたのが新米種牡馬の世界のジャスタウェイ
つい最近まで競馬場で見ていた気がするのに。
奥手の馬だったし、産駒も焦らずに期待したいですね。


ディープインパクト




名馬の宝庫において、今でも変わらぬ一番人気はやっぱりディープ。
この日は放牧されていたのだけど、ディープのみ途中放牧切り上げで、展示サービスに変更してくれました。
おかげでレジェンドホースを至近距離で見学できました。
武豊騎手がほれ込み、他の馬とは明らかに乗った感覚が違ったというディープの背中。
それを真上から眺めることもできたのです。
綺麗な背中だったなぁ。
今でも均整のとれた馬体からは三冠馬オーラが漂っていた気がします。


ざっと振り返った今年の牧場見学。いかがでしたか。
現役時代競馬場で見てきた馬たちが種牡馬として第2の馬生を送っている姿を見るのは、ファンとして本当に嬉しく楽しいですね。


次回現場復帰は10月の毎日王冠を予定しています。
もうしばらく放牧は続くのぢゃ!