スプリングS観戦記

先々週の弥生賞に続いて、皐月賞トライアルG2を見に行ってきました。
前回は苦手中山で神がかり的な大勝利を収めていたので、
今回も勝って、いよいよ苦手意識とはオサラバといきたいところでした。

朝から勝負。
以前は中山＝荒れるというイメージがあり、大振りな馬券の買い方をしていた。
それを今年になって見直している。
弥生賞の日と同じく、堅実に、だけど投入額を多めにして取れるレースを確実に取っていく戦法。
それがまた功を奏して、今日もそこそこ当たりが続いたのです。
いよいよ開眼してきたのかも！？

メーンを迎えるころには若干の浮き。さぁ、勝利を確定づけましょう。
まずは阪神大賞典の予想をする。
少頭数なので絞りたい。むしろ1点でいいや。
ゴールドシップは阪神の長距離でこのメンバーならまずテッパン。
美味しいオッズなのがアドマイヤラクティ。
あとは展開利のあるバンデ。
ゴールド−アドマイヤ−バンデの3連単1点勝負で気楽にレースを見てました。
いやぁ、気持ちいいものですね、思った通りレースが動いてくれると。
ゴールドシップにあれだけ気持ちよく走られては、他馬にはつけ入る隙はない。
復活は喜ばしいけど、春天は超高速馬場。走る条件が限られるだけに厳しいかも。
40倍そこそこでも1点で取れれば大きな浮き。今日の勝利は確定だ。

だが、中山のレースを取って勝ってこその苦手克服。
スプリングSも渾身の予想です。
今年注目を集めたのはアジアエクスプレス。

ダートで、芝で、規格外の走りを見せる有望株。
今回は距離延長が課題とされた。
この注目馬を差し置いて、他にぜひ狙いたい馬がいた。
ロサギガンティア。
前走のレースぶりは、条件戦とはいえよく勝ったなという内容。
まるでウオッカの安田記念（2回目）のごとく前がどん詰まりな中、進路がひらくと余裕の差し切り。
これは能力が相当なければできないこと。迷わず頭。

レースはロサギガンティアは若干出遅れたものの、馬群の中をスーイ、スイと上がって行き、気づけば絶好位。

直線アッサリと抜け出して、そのままゴールインした。
強い。トリッキーな中山を苦にしないセンスも素晴らしい。
なによりミルコデムーロの巧みな進路取りに舌を巻く。
序盤はコースロスのない内々を進出し、直線では土煙の上がる3，4コーナーの荒れた場所は避け芝の生えそろった外へ持ち出す。
こんなやりたい放題の乗り方をされてしまってはお手上げだ。
アジアエクスプレスが、まさに馬場の最悪なところから伸びてきたが、時はすでに遅し、だ。

ロサギガンティアか。ミルコの言うとおり美しい馬だし、能力もある。
混戦皐月賞戦線に、また魅力ある存在が加わったね。
ただ、本番はミルコは乗れないという。柴田善か・・・。
何より不安なのは、GIとなるとスカ調教連発で空気と化す藤沢Q舎がね・・・。
人気がなければぜひ買いたい1頭ではあるけどね。
アジアエクスプレスは距離は大丈夫だった。芝も中山なら問題なさそう。
あとはどこまで賞味期限が持つかだね。

馬券は馬単が本線的中。メインもそれまで通り一貫した買い方でキッチリ取れた。
またまた中山競馬場で大勝利だ。
両メイン的中で気分がいいけど、それでもリベンジしたりないんですよ。
それだけ、積年の恨みがこの場所にはある（笑）。
皐月賞も当然行きます。上半期は中山負けなしでいきたい。

その前に、次回遠征予定は大阪杯。
キズナ、エピファネイア、メイショウマンボがここでいきなり激突。
これは新・伝説のG2になるかも！？