WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

天皇賞・春観戦記

今年もゴールデンウィークの連休を使って春天観戦に行ってきました。
今年は3冠馬が出走することもあって、去年などとは比べ物にならないほどの客の出足の早さ。
5時起きで気合入れて出発したのに、着いた時には指定席はソールドアウト!
早起きが報われずショックだったけど、開門ダッシュでは先頭に立ってスタンドの好ポジションをゲット。
疲れたけど指定席代が浮いたと思えばこれはこれでよかったかな。


最終的には8万人以上が詰めかけた京都競馬場は朝から熱気ムンムン。
朝から悲喜こもごもの馬券模様がありながらも、本番の天皇賞を迎えます。
そしてこの日はなんと本馬場入場曲が、ザ・チャンピオン。
往年の名曲の復活にファンは大盛り上がり。
やっぱこの曲が与えてくれる高揚感はすごい。
ただ場内放送では音量が小さいのが残念。


前走のポカがありながらも圧倒的な1番人気に支持されたのはオルフェーヴル
まともに走られたら能力随一なのは誰もが認めるところ。
だけど、長距離戦に一抹の不安を抱えるのだとしたら、勝負師は攻めなければならない。
ここまでやや負け気味だった馬券成績もあり、我が馬券はオルフェーヴル外しで攻めた。


買ったのはウインバリアシオントーセンジョーダン2頭軸の3連複ながし。
もしオルフェーブルが再び折り合いを欠いたら一攫千金が・・・。
そんな馬券でした。


レース。スタート後に後方につけ前に馬を置き、前走のように折り合いを欠く場面が見られないオルフェーヴル
むしろスタンド前を大歓声があがる中、涼しい顔をして通過された時には、自分の馬券は紙屑になるものだと覚悟した。



ただそれはともかくとして、前の2頭が飛ばしに飛ばしているのを見てちょっと嫌な予感がしてきた。
これと同じような場面をこの競馬場で目撃したことがあったような・・・。
そう忘れもしない、ブエナの応援に行ったいつぞやのエリザベス女王杯
後ろに有力馬がいて、前にノーマークの玉砕覚悟の逃げ馬。
そんなときに時として生まれる落とし穴。
オルフェーヴルを気にする上位人気馬は金縛り状態。
4コーナーを迎えた時点で、ああこれはやっちゃったなと頭を抱えた。


突き放しにかかったのはビートブラック



よく見ると石橋脩ジョッキー、絶叫してます(笑)。
大金星目前・・・いや、もう完全に大勢決してますって。



そしてゴールイン。場内からは怒りの新聞紙が舞い上がっていました。



まさかまさかの結末に、8万大観衆はシーンと静まり返ってしまいました。
そしてあれだけ熱気ムンムンでひしめき合っていた人々が、潮が引くように去っていきました・・・。


哀愁漂う表彰式。石橋君はこれが初GI勝利らしい。おめでとう。
本人もびっくりの大仕事だったね。



オルフェーヴルは敗れも敗れたりの11着惨敗。
一体なんだったのか、あれは。
3冠馬が展開だの、馬場状態だの言ってちゃいけない。
騎手も調教師も、3冠馬にあんなレースをさせちゃいけない。
とにかくがっかりだよ。
オルフェーヴル外しの馬券を買っておきながら、どこかで空しい私もまたいるのでした。


そうそう、馬券ね。2着がトーセンで3着がウイン。
3連複流しだからバッチリじゃないの。やったね。
って、ならないんですよね・・・。
なんで総流しにしないかなぁ。あー、馬券下手だ。
思い切った勝負する時は悔いがないように総流しにしなきゃ。
そんなこと前からわかっていたはずなのに。
逃した魚は大きく、自分に腹が立って仕方がないのでした。
ただ、オルフェーヴルが圏外に消え去ったというのに、案外配当はまともだったね。
みんな買い方が上手いってことかな。御教授願いたいものだよ。


次回遠征予定は2週後のヴィクトリアマイル
アパパネちゃんの復権はあるのかな?