WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

皐月賞観戦記

皐月賞を見に中山競馬場へ行ってきた。
今回は開門ダッシュをせず、9時ごろ競馬場に着いたのだが、そこそこの席を確保できた。
GIの日にこの有様じゃちょっとマズいんじゃないの・・・。


それはともかく、前日の雨が嘘のような好天で競馬日和。
快適に観戦を楽しむことができた。
そして今日は予想が当たる、当たる。
配当的にはたいしたことはないけれど、精神衛生上これはいいこと。
上機嫌で皐月賞の予想に入ります。


気になる馬は今年ずっと追いかけている「推しメン」ディープブリランテ
しかしただでさえ折り合い難なのに、更なる距離延長でどうなるか不安の方が大きかった。
そこで同じディープインパクト産駒でも、折り合い面に不安のないワールドエースを本命にした。
決め手は9Rで同じ条件で福永の馬が最後方から差し切り勝ちをおさめたこと。
ついでに馬券が当たったこと。
これに気をよくして、外差しが決まるなら・・・と1番人気でも信用することにしたのだ。

レース。ワールドエースはケツから2番手。
ゴールドシップはなんと最後方から。
道中は、いくらなんでも極端だなぁと思いながら見ていた。
ディープブリランテは逃げる2頭から離れた3番手。
馬込みで溜めて一瞬の脚を使えればあるいは・・・なんて思っていたけど、この展開だと自力で動かざるを得なく、前走までと同じ結果がすでに目に見えてしまっていた・・・。
そして直線。



やっぱりね・・・(泣)。


実のところ、写真を撮っていた私には、まさかこの時点で内に潜り込んでいる馬がいるだなんて気づきもしなかった。
事実みんな必要以上に外を回していたし、それらの伸びもよかった。
勝ち馬は外から差してくる馬・・・そう思いカメラの矛先は外へ。
ゴールの瞬間、ファインダー越しにワールドエースディープブリランテを交わした姿が見えた。



やれやれ、無事に決まってよかったな、とカメラから顔をあげてみたら・・・あれ〜、妙に変だなぁ。
なんとターフビジョンに大写しになっているのはゴールドシップではないか!
えっ?ゴールドシップいたっけ?なんて思わずキョトンとしてしまう私。


レースのリプレイが流れた。
なんとゴールドシップは誰も通らない内へ突っ込んでいた。
馬場が悪いとされる内側をグイグイと伸び、コーナーワークで一気に先頭に立って突き放していたのだ。



気づかなかったけど、カメラにもちゃんと入っていたんだね。
誰もが避けた内に迷わず入れた内田騎手の判断と思い切りの良さが好結果をもたらしたわけだ。
まぁでもこの好騎乗も4番人気だからこそできたものかな。
ワールドエースグランデッツァが外回したのも無理からぬこと。
1番人気の馬が馬場の悪い内をわざわざ通って伸びでもしなかったら叩かれることは必至だからね。
1番人気は、正攻法で攻めざるを得ない。
ワールドエースの最期の伸びが素晴らしかっただけに、改めて競馬の難しさを思った。


それにしても、やっぱりステイゴールド産駒はディープ産駒にとって天敵だね。
ただワールドエースの方は決して中山向きじゃないだけに、東京替わりでどうなるか興味深い。
次のダービーでどんな結果になるのか楽しみだ。
我が推しメンはマイルカップとどちらに向かうのかな・・・。



ちなみに馬券成績はトータルで若干プラスでした。
今年は回収率にあまり反映されないけど的中率がいいみたいです。
次回遠征予定は2週後。オルフェーブルの暴走再び?の天皇賞・春