WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

天皇賞・秋観戦記

夏の新潟以来、2か月ぶりの現場に出動してきました。
秋の天皇賞は5年連続での参戦です。
寝坊して競馬場に着いたのは6時半過ぎ。開門は8時。
開門ダッシュで、ゴール板からやや離れた位置に席を確保。
到着した時間的に上等と言えるでしょう。


久々の競馬だったけど、やっぱいいね。この開放感は何とも気持ちいい。
そして午前中に的中が続いたのもまた気持ちがいい(笑)。
今日の私はノっている。こりゃ今日は大勝だなと、午前中の時点では思ってたんだがねぇ・・・。


午後になってさっぱり当たりが止まってしまった。
午前中に取ったのは配当の低いレースばかり。
稼ぎはあっという間に溶かしてしまった。
苦手府中を侮ってしまったのが原因か・・・。


メインの秋天も、無茶に狙いに行くよりは確実に拾いに行こうとした。
幸い太め残りが心配されたブエナビスタは1番人気でもオッズは落ち着いている。
しかも馬体重が発表されてみれば−10キロ。
本当に競馬に向けて自分で身体を作ったのかと感心してしまい、本命に。
東京コースなら自慢の末脚が炸裂するはずだと。


レースはとんでもないものとなってしまった。
シルポートエビショーのバカ逃げで超ハイペース。
早すぎるにもほどがある展開で、追いかけていくにも脚を使わされる展開。
サバイバルレースの模様を呈してしまった。
追いかけた組は全滅。ブエナビスタも内に突っ込みもがいていた。
そうこうしているうちに全然注目していない馬がトップで入線。
それがトーセンジョーダンだと分かった時はびっくらこいたね。
能力はあると思っていたけど、2000メートルのGIを勝つスピードがあるとは思えなかったんだよなぁ。
完全に負けましたわ・・・。



そしてさらに仰天したのはそのタイム。1.56.1ってなにそれ。
いくら高速馬場化が著しいとはいえ、このタイムはありえない。
ダノンシャンティのマイルレコードの時よりも度肝を抜かれた。
こんなタイムで走ってしまって馬たちは大丈夫なのか。
と思ったらメイショウベルーガが故障してしまっているではないか。
その後の情報が見つかってないからわからないけど、命に別状がないといいんだがなぁ。



ブエナビスタは4着だった。自身も56秒台で走っており、競走馬としての限界点の走りはしていたと思う。
だけど1番人気の馬で内に突っ込んで不利を受けるってのは不完全燃焼。
ウオッカの2度目の秋天もそうだったけど、1番人気は内をすくうようなレースはしてほしくないね。
堂々と馬場の真ん中を突っ切ってきて負けたのなら納得もいったけど・・・。
インを捌くのが芸術的な岩田騎手とはいえ、これじゃ技に溺れた感もぬぐえない。
ただ、馬自身もマイナス馬体重とはいえ休み明けなのか本来の伸びが見られなかった。
不利がなくても勝ち切れたかどうか。
タイムがタイムだけにそう見えるのも仕方ない面もあるかもしれないけどね。
ブエナビスタも5歳秋。正念場だ。ウオッカのようにJCでの華麗な復活が見たい。



結局回収率は40%前後に終わりました。
今年まだ一度もスカッと勝利できてないのが気になります。
次回遠征予定は2週後のエリザベス女王杯アパパネ狂の馬友と旅立ってきます。