WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

東京優駿観戦記

今年で10年連続での現地観戦となる日本ダービー
近づく台風の、そして梅雨入りの影響で折からの雨。
状況的に一昨年のことを思い出してしまう、そんな今年のダービー。
朝4時半起きの気合で東京競馬場へと向かった。
開門は7時25分。
開門待ちの位置取り的にどうかと思ったけど、奇跡的に足をかけられる良席をゲットできた。


それにしてもよー雨が降っていた。
馬場状態は最初から不良馬場。ダートコースなどほとんど田んぼ状態。
芝も時計がかかりそうだ。もう朝の時点でダービーは波乱になると決めつけていた。
もともと何が勝ってもおかしくない世代と言われていただけに、
どの馬からでも狙えそうで、それが逆に予想を難解にさせてくれた。


また今年のダービーはこの日のためだけにデットーリ騎手が来日。
ただでさえ難解なレースを余計ややこしくしてくれた。
まぁ結果的に彼は最初の2Rこそ勝ったものの、後半になるにつれどんどん影が薄くなっていったわけだが。
そんなデットーリ神話に惑わされつつ、ひとつも当らずに迎えたメイン。
今年のダービー、我が本命に指名したのはユニバーサルバンク。
11番人気は、我がダービー予想史上もっとも人気薄の本命だ。
もちろんこれは不良馬場を考えての予想。
この馬のスタイルはとにかく図太さだと思ったのだ。
買った3連単は一番安くても515倍。もし来たら豪遊じゃ、ぐへへ。


レースは3,4番手の非常にいい位置にいた。
このまま粘りこんでほしい、そう思ったのだが・・・そんな考えは甘かった。
一気に突き抜けたのは皐月賞オルフェーヴル
馬場状態などまったく関係ないような豪快な伸び。不良馬場なのに上り34.8。
3着馬との差が7馬身もつくのも当然の圧勝だった。


ユニバーサルバンクは10着。馬場状態が向くと思われたが、実際には堪えまくったようで・・・。
福永にダービージョッキーはまだ早いか。って、池添はもっと後輩だったっけ。


またダービーを外してしまった。無念である。
ダービーを外してしまうと、この1年の自分を否定されたような気がする。
しばらくまた気が抜けちゃうなぁ・・・。


さて、オルフェーヴルねぇ。
現時点でこの世代で抜けているわね。今日走った相手とは完全に勝負づけが済んだ。
当然3冠も視野に入ってくるだろう。
去年はアパパネ牝馬3冠を見届けたから、今年の菊はこの馬の偉業を見に行こうかな。
それにしても母親のオリエンタルアートはあまりぱっとしない馬だったけど、
産駒からはグランプリホースとクラシック2冠馬を出しちゃうんだからすごい。
ステイゴールドとは余程相性がいいんでしょうなぁ。偉大な母親にも乾杯です。



ちなみに次回遠征予定は宝塚記念です。