WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

冬の旅打ち特別編〜ウインズ石和で温泉三昧!?の巻

昨年の有馬記念で大勝利を収めて以来しばらく放牧に出ていた私。
年末年始は仕事が非常に忙しかった。酷使された肉体と精神。
それを癒すには温泉しかないだろうと、どこへ行こうかいろいろ探していた。
そんなある日、私気づいちゃったんです。新聞のJRA場外発売所の欄に石和の文字を。
あれ、そういえば石和温泉ってなかったか?ウインズ石和はその石和なの?
そう思って調べたら、やはりそうでした。全国で唯一温泉地にあるウインズ。
それが石和だったのです。目的の温泉に、競馬まで楽しめる・・・ここに決めるのは自然の流れでした。


こうして先週末、有給を利用して石和温泉に旅立ってきました。
今回は旅打ち特別編と題して、その時の様子を記してみたいと思います。


石和温泉には、新宿から特急で1時間半ほどで行ける。有名な、あずさに乗れば良い。
駅を降り立つと、すぐにあるのが公共の足湯広場。もちろん無料。
豊潤な湯出量を誇る石和温泉らしく、粋なサービスだ。


ウインズ石和は、そんな駅前から徒歩で20分ほど歩いた場所にある。


巨大な映像モニターが設置されているなど充実した設備のこのウインズの最大の特徴と言えば、
やはり、これまた足湯場であろう。そう、もちろん全国で唯一の設備だ。

その名もひらめきの湯。ここに足を浸して考えれば、いい買い目が浮かぶのだろうか。


土曜日はたっぷり温泉を楽しんだ私。日曜日は朝からこのウインズへ出勤しました。


まずは1Rを幸先よく的中。
なんだかここ最近その日打つ最初のレースの的中率が100%のような気がするのだが・・・。
それでたいていその後は当たりが止まってしまうのが通例なのだが、この日は違った。
2Rを外した後、3Rで3連複が見事的中。絶好調じゃない?ちなみに買っているのは得意の中山。
苦手京都は、1Rで外した時点で、無理だなと見切りをつけたのでした。
4Rは障害。本命馬が圧勝も、対抗ジャングルテクノがサッパリでハズレ。
障害なんて普段滅多に買わないレースに手を出したのが運のツキだったのだろうか・・・。


お昼をはさんで、5R。安藤勝ビレッジブライトが見せ場もなく大敗。まさか1番人気だったとは・・・。
なんだか雲行きが怪しくなってきたぞ。続く6Rは新馬戦。難しそうだ。
そんな時こそひらめきの湯!足湯に浸かって、頭をめぐらせてみます。
新聞絶賛の藤田レインボーダリアで仕方ないかなという安易な結論が導き出されました。
そして5着・・・。うーん。


7Rは自信あり。3連単で強気に。本命横典トーセンアレス圧勝!・・・も2着付けカワキタシュテルンがそこらにいない。
8R。天敵様が久々のマジック炸裂。1番人気エルサフィールが魔さかの15着。
9R初咲賞は頼みの松岡だ。・・・マイネルーチェがここ最近の安定感が嘘のように7着大敗。
10RサンライズS。ここはオールタイムベストで大丈夫だろう。・・・大丈夫じゃなく15着惨敗。


・・・なんだかここまでことごとく1、2番人気の馬を本命にしてドツボに嵌っているような。
守りに入った予想はこの日の中山では通用しないのか・・・。
それともひらめきの湯が逆効果だったのだろうか・・・。
後がないメインレース。帰りの列車の時間もあり、この東西重賞が最後だ。
午前中の勝利分はすっかり溶かしてしまった。ここで勝敗が決する。


中山11R京成杯、◎フラガラッハ。京都11R日経新春杯、◎ベストメンバー。
まずは京成杯から振り返ろう。
まさかアドマイヤテンクウの逃げで始まるとは・・・。
そしてそのまま止まらず、最後はエイシンフラッシュがちょい差し。つまらない結果だ。
フラガラッハは特に伸びるでもなく、なだれ込んだ5着。
うーん、新馬ゴールスキーに詰め寄った脚なら・・・と思ったんだがなぁ。
もしかしてゴールスキーがたいした事ない説?若駒Sで注目だ。


そして日経新春杯。骨折明けのベストメンバー陣営の威勢がやけにいい。
確かに、あの京都新聞杯を勝った直後は、ダービーでの本命も考えた馬。
ここなら・・・と思ったんだがなぁ。7着は残念な結果だ。休み明けもあるんだろうけどねぇ。
それにしてもメイショウベルーガは鮮やか過ぎだ。
東西メインとも、乗り役がノリに乗っているって感じの結果でしたね。


メイショウベルーガが突き抜けた瞬間、私の負けは確定し、ゴールを見届ける前に足早にウインズを出た。
競馬場ではないとは言え、得意の中山でこの失態。
情けなさから滂沱と流れ落ちる涙を拭うこともせず、負け犬は尻尾を巻いて石和温泉駅へと逃げ去った。
こんなところ二度と来るか・・・そう心に堅く誓いながら。
・・・って、今までに何度もあったこんなオチ。
もちろん、冗談です。温泉は気持ちよかったし、町の雰囲気も良かった。
そして競馬も楽しめる。競馬ファンの休息にはピッタリの町だと思うよ。
またそのうち来たいね。
(しかしここのご当地料理が馬刺しと言うのがなんとも皮肉・・・)


温泉放牧完了!次は競馬場に出撃だ。時期は未定。