WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

結果

18 オディール 9着
不的中


今年の秋華賞、レースレベルはともかく、結果は実に面白いものとなった。
勝ったブラックエンブレムは春の輝きをこの本番で取り戻してお見事だけど、
それ以上に3着に逃げ粘ったプロヴィナージュ。このあたりにドラマを感じずにはいられない。
と言うのも、本命候補の一頭だったポルトフィーノ(清水S快勝)の除外の原因となったのは、
このプロヴィナージュの直前での出走踏み切りだったからだ。
当初は出る気でなかったこの馬の突然の参戦は一部で物議を醸したようだ。
だけど私はつくづく、競馬ってのはゲートに入れてこそ。まずそれが一番大事と思っている。
出走できるだけの賞金を得ていたこの馬は、立派な秋華賞参加馬だったのだ。


今回2頭出しで1、3着という最高の結果を出した小島茂之調教師。
師にとってみればブラックエンブレムでのGI初勝利もそりゃ嬉しいだろうけれど、
むしろプロヴィナージュが立派に馬券になったことが、本当に嬉しいと思っているのだろうな。
私だったら号泣します。
我々は冷静に馬の常態を見極めて出走に踏み切った小島茂調教師と、
それに見事に答えた馬に最大級の賛辞を送らねばならないのではないか。
これだから競馬は面白い。


え?オディールについてもなんか書けって?
なんのことだかサッパリ・・・。さ、来週来週!クラシック最終戦菊花賞だよ!