日本ダービーその1
今週はいよいよ競馬の祭典日本ダービーである。
ダービーと言えば中央競馬で最高の栄誉のあるレース。
それだけに毎年ここを目標にみんな頑張ってきているのだ。
そんなダービーだけに、これまで様々な格言が生まれてきた。
今回取り上げるダービー馬はダービー馬からもその一つ。
強い馬産を目指す上で理想的とされてきたこの言葉。
ファンの記憶に残るダービー馬の子供からまたダービー馬が生まれたら・・・。
こんなに競馬ファンの心を揺さぶることもないだろう。
ここ数年この格言は死語になりかけていた。
最後にこれが達成されたのは91年のトウカイテイオーまで遡らねばならない。
もう15年以上達成されていない記録。
しかし今年の出走予定馬にはそのチャンスが大いにあるのだ。
フサイチホウオー(共同通信杯など)
タスカータソルテ(京都新聞杯)
父ジャングルポケットは01年のダービー馬
ヒラボクロイヤル(青葉賞)
ウオッカ(阪神JFなど)
父タニノギムレットは02年のダービー馬
ジャンポケにしてもギムレットにしても記憶に残るダービー馬だった。
その産駒が初年度からこれだけダービーに有力馬を送り出せたのは快挙。
特にフサイチホウオーの戴冠のチャンスはかなり大きい、が戦前の見立てだ。
彼らの存在が今年のダービーを最近にないものにしてくれるのは間違いない。