WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

日本ダービーその2

今年のダービーが例年と違うのは強力牝馬が出走するという点もある。
ご存知ウオッカだが、これは勇猛果敢な挑戦か、それとも無謀か。
そもそもその前に今年の牝馬クラシックのレベルはどうなんだと言う疑問。
当初はウオッカダイワスカーレット(短距離のAマーチャン)のみが強く、
その他は例年並かそれ以下・・・だとずっと思っていた。
ところがNHKマイルC桜花賞でなんの見せ場もなかったピンクカメオが勝ち、
先週行われたオークスではウオッカとは勝負付けが済んだ感もあったローブデコルテが超絶レースレコード勝利。
おまけにマイルCが道悪のフロックと思われたピンクカメオが5着好走したことで、
もしかしてこの世代は牝馬全体のレベルが高いのではと思い直し始めている。
(逆に牡馬がだらしないと言う説も・・・)


単純な話、オークスウオッカが出ていたらどうなっていたか。
今年のオークスの勝ち時計2:25.3は優にダービー並み。
ローブデコルテより強そうなウオッカならこれ以上のタイムで走破でき、
それならダービーに出てもかなり良い勝負が出来るのではという推測が立つ。
もちろんレースの時計は安易に過信すべき物ではないし、
ウオッカ自身の距離適正が定かでないうちは机上の空論なのは承知だが。


あれこれ悩む要因の一つにもなるこのウオッカによるダービー挑戦は興味深い。
どんな結果が出るか楽しみにしよう。