ビッグレッドファーム見学
今年は初めて日高地方にも足を伸ばしました。
サラブレッド銀座と呼ばれるこの地方には大小さまざまな牧場があって、まさに牧歌的な雰囲気。
その中で、見学が可能な牧場でもっとも興味をそそられたのがビッグレッドファーム。
なんたってここには大種牡馬ステイゴールドがいるんですから。
まずは事務所に立ち寄って見学の許可を得ます。
牧場関係者から注意点などを聞いてさっそく見学へ。
この日は種牡馬たちは放牧はされておらず、厩舎にいるとのこと。
ってことは、物凄く近くで見れるんじゃないか、ドキドキ・・・。
では、1頭ずつご紹介。
2001年のジャパンカップ以来の再会ですよ、懐かしいなぁ。
元気そうで何よりです。
御存じ、現役3冠馬オルフェーヴルをはじめ、産駒は大活躍中。
ディープインパクトがアベレージ型なら、ステイゴールドは一発超大物型。
まさに日高の至宝でしょうね。
この馬を手放したのは、社台グループ千年に一度の不覚だとか(笑)。
どこ見てんのよ、って感じでしょうか(笑)。
砂のGI戦線で大活躍したのがまだ記憶に新しいです。
JCDでアドマイヤドンが断然人気の中、内からスルスルっと抜け出してきた姿が今でも記憶に残っています。
そして調教師がドンが負けたことに不服で、一切この馬には触れてなかったことも(笑)。
産駒は今のところ活躍しているのはエアポートメサくらいでしょうか。
ダートでの活躍馬が出ることが期待されます。
とにかくでかい馬です。
この馬との思い出はやっぱり日本ダービーで本命にしたことでしょう。
有り金全てをつぎ込んで絶叫したあのダービー、今でも忘れられません。
産駒は今年からデビュー。ぞくぞくとその姿が競馬場で見られてますね。
イケメンでしょ(笑)。
芝とダートでGIを勝ったデジタル。
産駒はどちらかというとダートで買ってみたい馬が多い気がします。
マイルチャンピオンシップ史上で、もっとも強烈な印象のある追い込みを見せたこの馬だけに、芝でもそういう馬が出ればいいんですけどね。
この馬は私の中では貴公子のイメージ。
とにかく綺麗でカッコいい馬でした。
走っているフォームも美しいんですよ、この馬は。
もっと産駒が活躍してもいいんですけどねぇ。
ロサード
オペラオー王朝時代の名脇役。
今年クラウンロゼが牝馬クラシック路線を沸かせたのが記憶に新しい。
サンデーサイレンス産駒の中でも、渋くて玄人好みの馬だった気がします。
サンデー系にしては地味だけど、クラウンロゼの活躍を見ると、もっと可能性のある種牡馬かもしれないですよね。
最後はこの馬。
ビッグレッドファームと言えばこの馬は外せないでしょう。
大功労馬。
地味な血統ながら、全国各地で長いこと走り続けたバルク。
種牡馬にはなれなかったけど、胸を張って余生を過ごせています。
馬っけが酷かったです(苦笑)。
懐かしい名馬に間近で触れ合えて、心洗われた休日でした。
ちなみに競馬場復帰予定は未定です。
しばし短期放牧・・・でしょうかね?