WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

ジャパンカップ観戦記

今年で11年連続となるジャパンC参戦をしてきました。
今年のJCは豪華メンバーが終結ということで、客足も朝から伸びて、開門ダッシュは熾烈を極めた。
5時半起きで出向いたというのに、一歩間違えれば地べた観戦になっていたよ。


目移りするメンバーだけど、私の本命は終始一貫ブエナビスタ
これまで観に行ったすべてのレースで本命で買ってきた。
今回、初めて2番人気になってしまったみたいだけど、むしろオッズ的には好都合だった。
急仕上げの天皇賞を使われて、定石通り体調アップ。
今度は差し切れる、そう信じた。


レースは予想された通りのスローペース。
ブエナもこの流れなら無理なく好位置につけられていた。
直線、またしてもイン好きの岩田騎手は内に突っ込もうとしていたが、GIで早々内は開けてもらえない。
進路を外に出すしかなかったが、天皇賞の時と違って切り替えが早かったのが幸いした。



先に抜け出したトーセンジョーダンを追い詰めにかかるブエナ。
こうなったら勝ちパターンだ。
叩き合いで渾身の末脚を発揮。久々に全能力を振り絞った。



抜いた瞬間、場内からは割れんばかりの歓声があがった。
みんな、強い馬が強い競馬をする姿が見たかったのだ。
賞味1年ぶりの先頭ゴール。
私もこの1年、この瞬間を待ち焦がれていた。
懸命にトーセンジョーダンを交わそうとする姿に思わず熱くなった。


安堵の空気の中、ウイニングランで戻ってきた人馬に惜しみない拍手が飛んだ。



GI6勝目、おめでとうブエナ。



2着トーセンジョーダン天皇賞がフロックじゃないことを証明。
有馬記念はもともと得意な中山の舞台で、さらに期待が持てる。
今度こそ人気しちゃうだろうけど。
3着ジャガーメイルには驚いた。さすが春天ホースだね。
4着トレイルブレイザー。この馬が一番理想的な競馬をしていた。
5着ウインバリアシオン菊花賞といい、極端な競馬ばかりしてくれるね。
凱旋門賞デインドリームは6着。凱旋門賞馬はやっぱりJC勝てないかぁ。
適正が違うんだろうね。逆に日本馬が凱旋門賞で勝てないのもある意味仕方ないのか。


ちなみに馬券は残念ながら外れました。
2着付けの馬がそこらにいなかった・・・。ペルーサとかビリってなんやねん。
1日の回収率は70%くらいでした。


ブエナビスタが復活勝利を決めたことで、弥が上にも有馬記念は盛り上がる。
おそらく引退レース。VS三冠馬
ブエナは最後にどんな絶景を見せてくれるのだろう。今から対決が楽しみだ。
次回遠征予定はその有馬記念です。