WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

NHKマイルC観戦記

今週も行ってきましたよ、競馬に。NHKマイルCは2年連続の参戦だ。
当日朝、高崎から府中まで電車で向かったので相当時間がかかり開門に間に合わなかったけど、
それでも余裕でスタンドの席は確保できた。
1日いてそんなに混雑しているように思えなかったけど、入場人員は前年比アップのようだった。
NHKマイルCではこんなものか。まぁこれからまだ4週間も毎週GIがあるしね。


さてそんな晴天に恵まれた1日。馬券は1〜11Rまで打って、的中は3つ。
回収率は75.6%で負けでした。苦手府中ならまぁこんな程度の被害なら上々でしょう。
この日は少頭数で硬そうなレースばかりで、あまり食指が動かなかったのも原因のひとつかと。
そんな時はケンするのが正しいのでしょうね。


NHKマイルCは私か、馬友K氏のどちらかは的中できるものだと思っていた。
私はアイアンルックからの馬単流しで、押さえでブレイクランアウトからも少々。
馬友K氏はサンカルロフィフスペトルからの馬単
この布陣ならどちらかが的中すると考えるのが普通。
しかし、そうは問屋が卸してくれなかったりするのが競馬の難しさなのだ。
この4頭の中で唯一掲示板に乗れたのが5着のフィフスペトルだけとはなぁ。
サンカルロなんて斜行くしまくりで最下位降着になっちゃうし(汗)。


我が本命アイアンルックはその斜行の被害馬。
しかしたとえ不利を受けなくとも、あの展開であの位置からはとても追い込みきれなかっただろう。
今回は残念な結果だった。ダービーでは人気を落とした場合、穴で一考って感じかなぁ。


勝ったのはジョーカプチーノだった。正直目に入ってなかった。
しかしよくよく成績を見てみれば、そんなに軽視されちゃうような馬じゃなかったね。
あのハイペースを2番手で追走して抜け出して後続を抑えきっちゃうのだからたいしたもの。
勝ちタイム1.32.4はあのキングカメハメハを上回った。フロックで出せるタイムじゃない。
単勝で3,980円もついたのは、資質を見抜けなかった人が多かったのだ。


でも思うのは、この快走の立役者はなんと言っても藤岡康太ジョッキーじゃないかなと。
他の陣営が逃げた馬を完全無視していたのに対し、唯一攻めに行ったのが康太騎手だけだった。
その積極性が、この初GI勝利をもたらしたのは間違いない。
後ろに取り残されて惨敗したグループにも、この若手の積極性を思い出してもらいたいものだ。
今の東京競馬場で極端な追い込みなんか絶対決まらないんだから。
いくら前を軽視したって、あんなに離させちゃダメだって。
康太騎手はほんとファインプレーだった。初GI勝利おめでとう!
しかしまさか兄貴より先にGIジョッキーになっちゃうなんてなぁ。


SS直仔がいなくなって、強烈な末脚を武器にする馬が減少している昨今、
このように強気で積極的な(まぁ怖いもの知らずともいえるが)若手騎手の殊勲賞は、
これからも度々見られるんじゃないか、そう感じた今年のNHKマイルCでした。


来週はヴィクトリアマイル。懲りずにまた参戦予定です。。。