WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

第68回桜花賞観戦記

君のおかげで癒されたよ・・・

2年ぶりに仁川まで行ってきました。
新しくなった阪神競馬場は初参戦。
今回桜花賞を経験したことで、5大クラシックを制覇しました。
次は旧八大競争完全制覇でも目指す!?(春天だけか)


さて、朝5時に起きて新大阪のホテルを出る。
仁川に着いたのは約1時間後。
今回も指定席を買うと言うことで、一般組より一足先にスタンドへ入場。
首尾よく券をゲットして、さぁ1日が始まるぞ。


レースまではだいぶ時間があると言うことで、まずは場内散策。
この日はワールドフード屋台と言うイベントをやっていて、
様々な国の料理が売られていた。
我々はインドカレーを買ってみた。うん、美味!


阪神のスタンド。

JRAのスタンドはいくつか経験してきたけど、美しさと使い勝手は阪神が1番。
外の一般席は角度がもう少しあってくれるとさらに見やすいと思う。
馬場の美しさも、阪神の洋芝が一番映えているかな。


そうこうしているうちにレースが始まった。
前回来た時は大勝ちしてたので、今回もきっといい思いをするはず。
するはず。・・・するはずじゃないのか?
タテ目、相手抜け、穴が来ても本命だけが来ない、そんなパターンばかり。
これは最悪の流れだ。なまじ惜しいだけに、ストレスも余計溜まる。
こうなってくると、もう何をやっても当たる気はしなかった。
ふと横を見ると、同行した馬友Kさんは随分景気がいい様子。
全部で10レース馬券買って、その半分も当てやがったよ・・・。
対照的に私は6Rの馬単980円を申し訳程度に当てたのみ。
格差は如何ともしがたかった。
そう言えばKさんも前回遠征で大勝ちしてたような。
どうやら阪神競馬場と相性が良いのは私じゃなく、彼の方だけだったか。


桜花賞。私の本命はリトルアマポーラ

馬柱とどう睨めっこしても、正直わからん。
こうなったら腹を括って絞るしかない。この馬の差し脚に賭けた。

1ディベロッペと3エイムアットビップの内枠先行2頭を狙い撃ち。
前日の阪神牝馬Sおよび、この日の芝戦傾向を見ても、
前に行った馬が断然残っているような気がしてならなかったのだ。
5オディールは乗り役が乗り役だけに渋々押さえ。
10トールポピーは既成勢力で一番の安定感を買った。


レースは1と3が思惑通り行ってくれて、よしよし。
直線入ってすぐに1は沈んでしまったが、3は抜け出す構え。
今年の桜花賞、熱かったのはこの瞬間のみでした。
エイムアットビップの脚が鈍り、差し馬がやってきた。
一体何が来たんだ?リトルアマポーラ?違うか。
ん?あれってまさか・・・。
18番・・・エフティマイア?蛯名か!
蛯名好きのKさんとともに、有馬記念の叫び再び。
おい、蛯名来てるよ!蛯名来てるよ!
そしてゴール手前。我々が見ていた角度からはエフティが勝ったと思った。
またしてもあの男がやらかしたかと思った。
しかしKさんと握手しようと手を伸ばしかけたその瞬間、
目の前を派手なガッツポーズとともに、何者かが通り過ぎていく。
何やら黄色い勝負服。そんじゃリトルアマポーラなのか?
だがそれはレジネッタだった。もはや呆然。
レジネッタエフティマイアの組み合わせって、何よそれ。
大荒れどころの騒ぎじゃない。スタンドはあーあ、とため息。
エビショー様、またしてもKYだって言われてたよ(泣)。



クラシック史上最大の大荒れ。そんなものを目撃してしまった。
こんな馬券取れという方が無理。来る日を間違えてしまったか。
蛯名ファンのKさんは有馬に続き、総流しを買ってなかったため、
万馬券は取り逃してしまった。
応援馬券なんて買ってる場合じゃないって・・・。
(まぁ複勝33倍も取れれば御の字か)
だけど、蛯名ファンの馬友がいるおかげで、
このところレース後は目を丸くしっぱなしで、大笑いだよ。
負けるはずのなかった阪神で負けてしまい残念ではあったものの、
ネタとしてはまたしても美味しい物を拾ってこれたのでよしとする。
大勝ちした友人と同行した者の特権で、いろいろ奢ってもらえたしね。


レジネッタおめでとう。不惑の初GI勝利の小牧騎手おめでとう。