WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

ドバイ国際競争感想

残念ながら今年は日本馬が勝利を挙げることは叶わなかった。
UAEダービーに出走したイイデケンシン(8着)は、
先頭争いをする積極性を見せたが、終始手応えが他馬と違いすぎた。
このカテゴリはちょっとレベルが違う感じ。


一番勝利の可能性のあったドバイデューティフリーは、
ウオッカ4着、アドマイヤオーラ9着の成績。
ウオッカは直線半ばでは一瞬勝ったかと思う接戦。
最後は力尽きてしまったが、十分健闘したと思う。
アドマイヤオーラは内で何もさせてもらえなかった。
今回はダメだったが、日本馬にとって挑戦しやすいレースには違わない。


メインのドバイWCは期待されたヴァーミリアンがなんと最下位。
道中も手応え悪く、まったくついていけていなかった。
日本で無敵のヴァーミリアンがまったく歯が立たない惨敗。
この現実は重いと思う。
日本の純粋なダート馬では未来永劫勝てないのかもしれない。
とにかく海外勢とはスピード能力の次元が違いすぎる。
今後はスピードのある芝馬が挑戦してみるとか、
ダート馬ならフェブラリーSを1分33秒台で圧勝するぐらいの馬とか、
そんな馬が出てこない限り、期待を抱くのは無理筋なのかもね・・・。
それにしても勝ったカーリンは強かった。持ったままで直線だもんなぁ。


日本馬は勝てなかったが、ドバイシーマクラシックで、
海外のフジキセキ産駒が勝利した事が唯一溜飲を下げてくれました。
関係者各位、遠征お疲れ様でした。