WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

負け犬

ダイタクバートラム
とにかくデキが絶好。
責め馬走らない馬があの動き。
ここで買わなくてどこで買う。
タップダンスシチー
まともなら実力№1。
やはりその地力が怖い。
コスモバルク
私には判官贔屓とか応援とかそんな思いはまったくない。
ただこの条件に間違いなくあっていると確信。
ただゼンノロブロイマークという愚策が嫌味で・・・。
シルクフェイマス
JCをパスして余力を残したのは吉。
春までは№2の位置にいた馬。
調子を戻していれば怖い。
アドマイヤドン
ダートで天下を取ったが芝でもやれそう。
勝つまではわからないが馬券には十分なる。
×ピサノクウカイ
大穴はこれだ。
内有利の中山で藤田にひっぱ叩かれればあるいは。


第49回有馬記念、私の渾身の予想である。
正直悩みに悩んだ。
ゼンノロブロイを軽視したのはコースへの適性、
そしてこの後に及んでまだ実力を疑っていたから。
またぺリエにアッサリ持って行かれそう・・・この秋感じた3度目の嫌な予感もあえて無視して・・・。有馬くらいは夢を見たい。
馬券はダイタクからの馬単と◎〜△の3連複BOX。
ダイタク−ピサノがくれば700倍超だ。


レースはゴール板前で観戦。
しかし人が物凄い。
後で聞いたら12万5000超だったとか。
しかし体感ではもっと多く感じられた。
それほどの密集率。
満員電車とかの比ではない。
とにかく後ろから押されるたび、
誰かが横を向くたびになだれが起きる。
レースを見ようにも人の頭しか見えず。
これじゃなんのためにここに来たのかわかりゃしない。
そして気づいたらファンファーレが鳴り、
気づけばレースは終わっていた。


記憶に残っているのはタップが逃げてるなということだけ。
しばらくしてこの日最大のなだれが起きて吹き飛ばされ、
ああ、ゴールしたんだなと知ったくらい。
レースの模様はまったく楽しめなかった。
せめて馬券はと電光掲示板を見やると、そこには先ほど感じた「嫌な予感」そのままの結果が・・・。
ああ、ハズレた・・・冷静に考えれば何故ゼンノを外したんだ・・・。
3連複は2,3,4着すべて持っていたのに。
ゼンノがからんでも58倍。よくよく考えれば悪くない。
後悔先に立たず、負け犬はそっと競馬場を後にした。


勝ってカレンダーを買って帰ろうと思っていたのだが、
負け犬にはそんな資格はない。
馬友Kも見事に外したらしい。
彼の場合はゼンノは持っててもタップ、シルクを外していた。
私のアドバイスをきかないからだ。
まぁ負け犬に言えた義理じゃないのだが。
しかし1年の締めを飾れないと言うのは何とも気分が悪いね。
こうなったら東京大賞典でリベンジか?とも思ったが、
傷口を広げそうなので却下した。
負け犬のまま年を越す事になった。
じいちゃん、競馬は難しいです・・・。