WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

天皇賞・春観戦記

ゴールデンウィークの人込みの中、京都競馬場春天を見に行ってきました。
春天は私にとって特別なレース。そんな最重要レースを生で見るのは初めての体験でした。
京都競馬場も2006年の菊花賞以来、約3年ぶりだ。


朝6時起きでホテルから競馬場へ向かった。
狙うは特A指定席。GW中だけあって、メンバーに恵まれたとは言い難い中多くの人が来ていた。
首尾よく券をゲットした後は、ライスシャワー碑に競馬の無事を祈り、
適当に散策したりしながらレースが始まるのを待つ。もう3度目の淀なので目新しいことはない。
ただ特A指定席エリアはいいね。下界の喧騒が嘘のように静かで落ち着く。
ソファーなんかにも場所取りの新聞置くような無粋な輩はいないからいつでも寝そべれたしね。
朝早かったからレースの合間にうたた寝できちゃったよ(笑)。
環境が良かったんだから予想も冴えるはずだったんだけど。


馬券は朝から全12レース楽しんだ。
さっそく天皇賞・春を振り返っちゃおう。


今年の春天の私の予想は印で言うとこんな感じ。
ドリームジャーニー
アルナスライン
アサクサキングス
モンテクリスエス
ホクトスルタン


ドリームジャーニーディープスカイを破った大阪杯を見るに、今が最充実期と見た。
アルナスラインは何と言っても菊花賞で本命にした馬。
アサクサキングスは大きく崩れないだろう。
そんな安直な予想だったけど、こういう難戦は深く考えない方がいいと思ったんだがなぁ。


レースはなんと伏兵のマイネルキッツが勝ってしまった。
この馬など一切買ってなかったので、直線ではせめてアルナスが差して、
蛯名ちゃんの勝利を馬友K氏と分かち合いたいと思ったのだが、いつぞやの菊花賞よろしく、
追い詰めつつも差し切るには至らずで終了。結局完敗に終わったのだった。


ところがK氏の奴、なんとマイネルキッツ単勝持ってるじゃないか。奴め、裏切りおったな・・・。
9Rで177倍も的中してたし、今日は彼の日だったようだ・・・。
私の本命ドリームジャーニーは末脚がいつもより炸裂しなかった。これは距離面なのかな。
今の充実期ならそれも乗り切れると思ったけど、馬の本質は勢いでも簡単には打ち破れないか。


しかしなぁ、今年の春天マイネルキッツが勝ったからではないが、どうも消化不良に終わったなぁ。
3.14.4の勝ち時計はマヤノトップガンのそれと同じ。もちろんフロックで乗り切れるものではない。
結局この馬は完全なる長距離砲であって、それまでの中距離の姿は本当じゃなかったと言うことなのか。


納得できないと言えば、戦前に予想された展開面だ。
大逃げ宣言していたテイエムプリキュアは何故あんな中途半端に控えちゃったのか。
あれじゃあ引退を先延ばしにしてまでここに出てきた意味がまったくない。
それならせめてホクトスルタンが主導権を握ってくれればそれはそれで盛り上がったかもしれないのに、
結局逃げてたのは高齢のシルクフェイマスだったからなぁ。場内から失笑が漏れてたよ・・・。


春天至上主義者として的中できなかった事は無念だ。
ちなみに馬券は全12R中的中はわずかに2つ。回収率で言えば77%ほど。
名古屋、大阪と続いていた好調は、淀で終焉してしまった・・・。
やっぱり私は大箱競馬場が苦手みたいだ。府中GI5連戦はどうなる!?


今回の淀遠征の収穫は、初ダートで注目された元POキングスエンブレムが圧勝したこと。
さすがヴァーミリアンの弟だね。血は争えない。スカーレット一族にまたスター誕生となれるか!?
次走、要チェックや!