WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

朝日杯FS観戦記

有馬記念に仕事の都合で行けなくなってしまった私。
このまま2008年を終えるのは寂しいと、馬友と相談して朝日杯で仕事納めをしようと決めた。
そして行ってきました、中山競馬場へ。

何気に中山でGIレースを見るのは去年の有馬記念以来です。
本当になかなか来れない競馬場になってしまいましたねぇ。
かつての主戦場・・・ちょっと寂しいものがあります。


今回は指定席で観戦。9時起きで行ったのに余裕で取れました。
2歳GIなんて並みのG3と変わらないって事ですかね。
本当は有馬を指定席で見たいのだけど、それは今年も叶わぬ夢。


おっと、愚痴ばかりではなく、レース、レース。
全8レース打って、的中1、回収率・・・悪し、そんな1日でした。
馬友Kさんはスポーツ紙の買い目どおりに買うという己を捨てた予想を披露し、
見事中穴をゲットするという幸運に見舞われていました。
鳥谷越センセに感謝しなさい!


朝日杯FS。私が本命候補としたのは、セイウンワンダーブレイクランアウトフィフスペトルの3頭。
故に写真も彼らしか撮影していません。


セイウンワンダー

新潟2歳Sで大外を突き抜けた姿は印象的。好枠からどんな競馬を見せるか。


ブレイクランアウト

馬よりも、鞍上武豊が注目?
1ヶ月弱で骨折が癒えるなんて、いったいどんな骨してるんですか、武さん。


フィフスペトル

話題のルーキーを降ろしてまでルメールに鞍上強化してきた意気込みが怖い。


この3頭の中から、16番勝負の勝負馬券にしたのはこの馬です。


京王杯2歳Sを見るに、勝ち馬よりもこの馬が取りこぼした感が強かった。
三浦ジョッキーには酷だが、やっぱりルメールならば、と思ってしまう。


レース。
結果的にゴール前で叩き合ったのは私が注目した3頭でした。
しかしその3頭で決まったのに、何故かこの組み合わせだけ3連単は持っていなかったのです。
なにやってるんだかね〜。
フィフスペトルブレイクランアウト武豊Jに巧妙に蓋をされ仕掛けが若干遅れた。
着差が着差だけにね。うまく行けば勝っていたレースだったね。


セイウンワンダーはインに切れ込んで抜け出てくる岩田Jお得意の戦法。
前日騎乗停止になっていたので、見事な仕事納め、と言ったところでしょう。


ブレイクランアウトはやっぱり切れ味一瞬の感。マイルでも長いのかな?
復帰レースがいきなりGIであれだけ味な騎乗をする鞍上はさすがであった。


朝日杯というレースの性格上、クラシックに向けて云々とはなかなか言えないところだけれど、
勝ったセイウンワンダー皐月賞の中山2000mなら全然OKでしょう。
プチブレイク中のグラスワンダー産駒。やっぱり中山は得意。
それにしてもセイウンっていうくらいだから、最初は西山牧場外国産馬かと思っていたこの馬。
レープロの名前の由来の欄を見ると、セイウンは母セイウンクノイチから、
ワンダーは父グラスワンダーから・・・とあった。そのまんまかいっ!
西山牧場の冠名であるセイウンを使っちゃうとは大胆というか、何と言うか。
だけどあのクノイチがGI馬の母になるとはねぇ。
つくづく繁殖は現役時の成績じゃなく、その身体に脈々と宿る血筋なんだなと思いますねぇ。


結果
11 フィフスペトル 2着
複勝190円 的中!
トリガミのため判定は△


これで16番勝負はオーラスの有馬記念を前にして、6勝6敗(3分け)という、
最後の最後で結末が決まるというわかりやすい構図となりました。
まさかこんな展開で有馬を迎えるとは思いもよりませんでした。
ブログ存続をかけた最後の聖戦が近づいております・・・。
生では見に行けないけれど、良い年を迎えられるよう絶対的中させたいですね。