WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

ヴィクトリアマイル回顧

エイジアンウインズの力を見くびっていた、と言ったところでしょうか。
前走阪神牝馬Sは超スローの逃げ切り勝ちで、
むしろ2着の馬の方の評価が高かったのは致し方ないところだけど、
この馬も紛う事なきG2ウイナーだったという事でしょう。
内外の追い比べをど真ん中で制したのは底力の証。お見事。
今年はベテランの藤田ジョッキーの勝利。
若手の連勝は、やはり注目したとたんに途絶えてしまったね・・・。
2着はウオッカ。ドバイ遠征帰りでその状態面が心配されていたけど、
今日の馬体重は京都記念の時から−16キロ。完調とは言えなかった。
それでも直線の手応えは突き抜けるだけのものがあっただけに、
最後に伸びきれず止まってしまうのがわからない。
去年のJCのレース回顧の時使える脚は一瞬の印象と書いたけど、
と言うより前の馬に並びかけると満足して止まる、そんな感じがした。
今後復活するためには調教や乗り方にも一工夫がいりそうだ。
3着はブルーメンブラッド。スローを見越して早めの競馬。
内容的にはこの馬が一番で、微妙に距離が長かったのが敗因か。
期待したニシノマナムスメは5着。
よく頑張ったと言えるけど、上位とは純然たる瞬発力の差があった。