第74回日本ダービー観戦記

昨日は簡易的回顧を書いたけど今日はもう少し詳細に。

☆ダービー前日
土曜の午後いったん競馬場へ行き、回数券を購入しておく。
ついでに９Ｒから明日のダービーの種銭作り。
しかしやっぱり当たらない。とにかく当たらない。
種銭どころか、持ち金がさらに減る始末。やらなきゃ良かったよ。
と思ったら中京の金鯱賞の3連単をゲット。
やっぱ府中と相性が悪いってことね。

☆開門ダッシュ席奪取
6時過ぎに競馬場着。入場券所持者の列に並ぶ。
開門は7時10分くらい。前日の回数券購入作戦が功を奏し、
開門ダッシュでも実にスムーズなスタートを切れた。
スタンドの席もゴール前の程よいところを確保できて、これで1日楽しめそうだ。

☆問題の馬券勝負
金鯱賞で浮いたお金も宿泊代やら食事代やらでほとんど消えていたので、
ダービーまでに少し増やしておきたい。
朝から打つ。ここ最近負けっぱなしだったので不安だったけど、
幸先良く１Ｒから3連複で19倍的中。
さらに４Ｒでも馬単23倍を本線で取って、今日はなんだかいい感じだぞ。
結局７Ｒまでやって的中はこの二つだけど、この時点ではまだ勝っている。
ダービーも取って完全勝利と行きたい。

☆新スタンドは素晴らしい
ところでこの日は絶好の天候のダービー日和。
新スタンドも出来たとあって、かなりの入場人員で相当盛り上がっていた。
普通13万も入ると身動きが取れなくなるものだけど、新スタンドは広く、
混雑で動けないと言う現象はなかった。これが中山だと思うとゾッとする。
ダービーのパドックへ行っていたら戻って来れないかと思い自重したけど、
この分ならさっと行って来れば大丈夫だったかな。おかげで写真撮れず。
スタンドの皆、ホウオーにはため息、ウオッカには大讃美って感じだったな。

☆ダービーレース回顧
昨日も書いたけど、ウオッカ強すぎ。そして牡馬情けなさ過ぎ。
レースはアサクサキングスとサンツェッペリンが逃げていたけど、
誰も捕まえに行かずややスロー。
ヴィクトリーやフサイチホウオーは引っ掛かり気味。
あまりに前が楽をしすぎており、この分ならまた前残りだよと思った。
他の馬の騎手はなんで誰も動いて捕まえに行かないんだ。
サンツェッペリンは距離の壁で落ちたけど、案の定アサクサは残った。
そんな展開を上がり33秒フラットで駆けたウオッカはやはり恐ろしく強い。
強いのだが、他の牡馬が情けなかったのも事実。
33秒台の脚で普通に上がれる展開で、そういう脚を使えたのが他にたったの5頭。
牝馬に捻じ伏せられた世代と言われ続けられるのかな。

フサイチホウオーの敗因はなんだろう
・距離が長かった？
・ヴィクトリーにつられて引っ掛かったから？
・持続型末脚タイプで、究極の瞬発力勝負には脆い？
・そもそも抜けた強さではなかった？
いろいろ言われていると思うが、私は精神面で完全に終わっていたと思った。
レース直前にゲート前に引かれる姿が映ったのだけど、
そこには大暴れするホウオーの姿が。この時点で買った馬券を握り締め覚悟した。
完全にダービーの日特有の空気に飲まれちゃっていた。
ウオッカは落ち着き十分だったのに牡馬の総大将的立場のこの馬がこれじゃ・・・。

☆まだ目黒記念がある
ダービーはフサイチホウオー軸の3連単を2K、懲りずにナムラマース軸を1K、
他単勝やらを500円、計3.5K買って、的中はウオッカの単の100円のみ。
もちろんトリガミで、これでは勝利とは言えない。
ダービーを外すと来年まで引きずっちゃうので悔しいよ。
外れ馬券コレクションがまた増えた。
だがまだ目黒記念がある。帰りの電車賃に少し手をつけ購入してみる。
頭はポップロック。相手はダービージョッキーが乗るメイショウオウテだ。
・・・四位、ダービー勝って浮かれてたのか？暴走してるし・・・。
結局ここもハズレ。1日トータルだと4000円くらいのマイナスかな。
4000円で丸1日楽しめたと思えば別にいいかと言い聞かせるしかないわ。

ポップロックはトップハンデを物ともせず快勝。角居厩舎凄いわ。

☆福永祐一は頭がいい
その他雑感として。
この日の芝コースは内有利も程がありな馬場状態で、当然先行馬が有利。
そんな中、トラックバイアスを最大限に利用し実行していたのがユーイチ。
ダービーも目黒記念も人気薄で先行してしっかり残っていた。
６Ｒのリバイバルシチー（７番人気）も逃げ切りだったかな。
人気薄だからこそ出来た戦法と言えなくもないが、
その立場を利用し臨機応変に動けるのは頭がいい証拠だ。
そんな事を思いながら競馬場を後にした。
やっぱり府中とは相性が悪い。しばらくいいや。次にここに来るのはJCかな。