今週の注目レース
第31回 エリザベス女王杯(GI 京都芝2200㍍)
今週から5週続けてのGI開催。
競馬が一番楽しい、そして一番キツイ時期ですね。
まずは今年の牝馬の頂点を決めるエリザベス女王杯。
今年は強力な3歳馬が挑戦。
過去古馬に開放されてから3歳が勝ったケースはファインモーション、
そしてアドマイヤグルーヴの2例のみ。
今年の3歳から歴史的名牝に続ける馬は出てくるのでしょうか。
スイープトウショウ
何はなくともまずはこの馬。出走するとしないとでは大違いだ。
天皇賞・秋では相性の悪い府中コースもあって5着。
結果出てくれば去年と同じローテーションの参戦になることに。
牡馬相手では力負けしてしまったけど、牝馬同志なら依然抜けた存在。
カワカミプリンセス
スイープが牝馬で抜けた存在ならこの馬は3歳勢では抜けた存在。
休み明けの秋華賞はそれくらいのインパクトがあった。
まだ穢れてない成績故、期待度だけならスイープ以上。
無傷で古馬を突破したファインモーション級になれるか。
ディアデラノビア
府中牝馬Sは開幕まもなくで馬場の良い状態だっただけに、
追い込み型のこの馬には少し厳しかった。
切れ味いきる京都なら差し比べになっても見劣りしない。
サンレイジャスパー
非常にタフな牝馬でもうずっと使われているけど崩れないのが凄い。
牡馬に混じって接戦してきた経験が大一番で生きるか。
アサヒライジング
カワカミを別とすれば3歳でもっとも安定した馬。
先行力が魅力で、行きたい馬が見当たらないここは逃げても良い。
ただ前走の内回りの方が走りやすかったのは確か。
フサイチパンドラ
ムラ駆けタイプだけに走り時がわからないけど、
まともなら秋華賞くらい走ってもおかしくはない。
オークスの内容が良かったので距離が伸びるのはいいだろう。
アドマイヤキッス
今年の牝馬3冠すべて1番人気に押されたが、結局無冠。
その戦績はどことなくアドマイヤグルーヴと被る。
京都の外回り戦で大願成就させたアドマイヤの先輩に続けるか。
秋華賞も上がりは勝ち馬と同等なので位置取り次第では。