WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

今週の注目レースその1

第11回 秋華賞(GⅠ 京都芝2000㍍)

秋華賞といえば一昔は荒れるレースとして有名でしたが、
最近はちょっと様相が変わってきて、
実力馬が勝つ硬いレースになりつつあります。
今年の有力馬はどれも順調に来ているようでその中でも、
もっとも成長した馬が最後の1冠を飾ることでしょう。


カワカミプリンセス
無敗のままオークスを制したこの馬はトライアルを使わずぶっつけ本番。
この秋のキーワードになりつつあるぶっつけではあるものの、
このチームはかつてテイエムオーシャンでクリアしている点は心強い。


キストゥヘヴン
桜花賞馬の秋初戦は牡馬のトライアルレースだった。
常識では厳しい中、折り合いを欠きながら終いだけは見せ場を作って見せた。
基本距離が長かったと思うし、平坦の京都に変わるのもプラスだろう。


アドマイヤキッス
春から一皮向けた姿を見せたのはこの馬。ローズSの瞬発力は見事だった。
もともと競馬のうまさには定評のあるタイプだったけど、
GIとなるとどうしても甘い点があった。
その課題の答えを出した今、最後の一冠への視界は極めて明るいか。


シェルズレイ
ローズSはあの内容で負けたなら仕方ないと言う好騎乗。
今回も同じように早めに抜け出せれば面白いところ。


アサヒライジング
アメリカンオークスは本来の逃げる競馬が出来なかった事が堪えて2着。
逃げればしぶといタイプで、小回り京都は歓迎。
最大の惑星馬かな。


フサイチパンドラ
素質だけなら3強にも劣らないと思う。
難しい気性が表に出てこなければ勝ち負けしても驚けない。
人気が落ちそうなここは、この馬も惑星の一頭。