WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

ドバイワールドカップ感想

快挙のハーツクライ



第2R ゴドルフィンマイル(GⅡ ダ1600㍍)


ユートピアが出走して見事勝利!しかも楽勝。
いきなりの好結果に大興奮だったよ。
希望通り逃げの手を打ったのはお見事。
だけど惜しいかな、このレースはGⅡなんだよねぇ。
ステイゴールドの時みたいにすぐGIに格上げされたらショックだね(笑)。
でも純粋な日本人管理の日本調教馬が海外ダート重賞を勝つのは初めて。
これは快挙ですよ。
フォーティナイナー産駒だし、種牡馬として海外からオファーが来るかもよ。


第3R UAEダービー(GⅡ ダ1800㍍)


フラムドパシオンガブリンが出走。
まずガブリンが積極的に逃げて見せ場を作った。
そして期待のフラムドパシオンは内ピッタリ回ってロスなく直線に向くという好騎乗。完全に勝てるパターンだった。
が、相手が悪すぎた。
ディスクリートキャット・・・なんなんだあの化け物は。
1800㍍で1分45秒台だなんて・・・。
フラムドパシオンも日本じゃあんな感じだけど、ここでは逆にやられた感じ。
世界は広い・・・上には上がいる。それにしても上すぎる。
だけどいきなりの世界挑戦で3着は賞賛できる。
よく頑張った姿には感動した。
日本で目指すレースもないしアメリカのレースに挑戦してもらいたい。


第4R ドバイゴールデンシャヒーン(GⅠ ダ1200㍍)


アグネスジェダイは6着だったけど、期待度、体調不良だったことを考えると、
大健闘と言えるのではないか。
正直まったく話にならないと思っていたので、結果に驚いた。


第5R ドバイシーマクラシック(GⅠ 芝2400㍍)


ハーツクライが逃げ切り勝利!
なんとドバイで日本馬が2勝を挙げる快挙。しかも同じ橋口厩舎。
橋口厩舎と言えば日本では2着ゲッターと言う不名誉なあだ名があるけど、
初の世界挑戦でこんなすごいことやってのけるなんてわからないものだね。
ハーツクライに完全に好位からの競馬を習得させたルメールは偉い。
でも逃げはさすがに予想できなかったよ。
相手関係から勝つとは思っていたけど、実際勝つと興奮するものだ。
次はキングジョージ挑戦とか。
向こうでディープインパクトと雌雄を決するかと考えると、
今からその時が楽しみで仕方ないよ。世界がグッと近づいた。


第6R ドバイデューティフリー(GⅠ 芝1777㍍)


こはちょっと残念だったかな。
ハットトリック12着、アサクサデンエン最下位。
フォームバラバラでてんでダメだったアサクサはともかく、
ハットトリックの見せ場もない姿には失望の感がある。
だけどドバイは芝もダートも先行有利の傾向が強すぎるのでは?


第7R ドバイワールドカップ(GⅠ ダ2000㍍)


エレクトロキューショニストは強かった・・・。
カネヒキリは絶好の競馬で絶好の手応えでも5着。
ここが日本馬の限界なのか・・・。
まだまだ日本の純粋ダート馬じゃ通用しないのね。
向こう30年は手が出せない・・・そんなショックな結果でした。
世界がグッと遠ざかった・・・。
でも挑戦をやめたらそこで終わりです。
来年以降もどんどんチャレンジして欲しいね。


関係者各位、お疲れ様でした。