WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

リベンジのチャンスがあること

今年のサイン馬券は私の心情馬券だったか。
すなわちハーツ(心が)クライ(泣いている)。
ぴったり表しているではないか。
しかしまさかこの馬があんな競馬をするとは。
完全にしてやられた感じ。またそれに応えられる好仕上がりだった。
クリストフ・ルメール・・・この男に完全にやられた。


ついに黒星がついたディープインパクトだが、あんな姿は見たくなかったな。
武ジョッキーが言っていた様に飛ばなかった。
弾けなかった。初めて苦しそうだった。
思えば中間はいろいろゴタゴタしすぎてた。
新聞報道見て大丈夫なのかと心配していた。
嫌な予感ってのは得てして当たるものなんだ。
あんなの本来の走りじゃない。それでも半馬身。
馬鹿な解説者が得意げに古馬の壁とか言っていたが、そんな単純な問題ではない。
最高の状態で最高の競馬をした馬の半馬身。
もう2、3完歩あれば変わっていた。
あの出来でも追い詰めた・・・そうポジティブ志向で考えたいよ。
1年間本当に頑張ったディープインパクトを褒めてあげて下さい。


ディープにとって幸いなのはリベンジのチャンスがあること。
ゼンノロブロイタップダンスシチーの去り行く馬に勝ち逃げされる、
それだけは避けたかったのだから。
カツラギエースに即リベンジしたシンボリルドルフのように来年キッチリ落とし前をつけよう。海外はそれまでお預けだ。
この1年プレッシャーに耐え続けた陣営には負けたとは言え拍手を送りたいね。
これで無敗の重圧からは開放されたし、
来年はまた新たな気持ちで頑張ってもらいたい。
お願いがあるとすれば頑張った馬に少し休養をあげて欲しいね。
放牧には出さない方針みたいだけど・・・。