WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

東京優駿観戦記

今年も日本ダービーに参戦してきました。
これで通算16年連続です。ひとつの趣味をこれだけ続けられていることに感謝。
去年、混みすぎて開門待ちの列に並ばせてもらえないというアクシデントがあったので、今年は万全を期して去年より30分早い、AM2時半起きで競馬場へ乗り込みました。
幸い今年はメンツ的に目玉がいないこともあってか、去年と比べたらだいぶ前の位置取りに並ぶことができ、大きな混乱もないまま開門ダッシュを行えました。
ここ数年よりもゴール寄りで足かけ席をゲットできたのは僥倖でした。


さて、個人的には競馬はダービーをもって秋まで休養、一区切りの1日となる予定です。
それだけに勝って終わりたかった。
今年のダービー馬候補に指名したのはスワーヴリチャードでした。
決め手は共同通信杯の内容の濃さ。
一番府中向きだと思ったからです。


レースは予想通り横山典弘−マイスタイルのマイスタイル逃げ。
幻術師ヨコテンが逃げているのだから超絶スローペースに。
そんな中、一頭の馬がファインダーに入ってきました。



折り合いバッチリのこの馬、これが今年のダービー馬になる馬でした。
あまりのスローペースに業を煮やしたのか、一気に進出を開始した馬がいました。
それがこのレイデオロルメールだったのです。
あまりの早仕掛けにどよめくスタンド。
それでも1000メートル通過63秒台の流れでは当然と言えたのかもしれません。
個人的には有馬記念ヴィクトワールピサデムーロを思い出しました。
でもあれは小回り中山。
大箱府中ではいくらなんでも捕まる、それを捉えるのは我が本命、そう思った直線。



思惑通り追い詰めるスワーヴリチャード。
それでもしぶとく伸び続けるレイデオロ
結局、最後の最後まで差は詰まりませんでした。



栄光のダービーのゴールイン。
去年ハナ差で涙をのんだルメール騎手、今年はまさにしてやったりの完勝でした。



スローペースを見越して早めに仕掛けた鞍上と、それに応えた馬、まさにダービーを勝つにふさわしい人馬でした。
そんな勝者には惜しみない拍手が送られたのも当然です。



我が本命スワーヴリチャードは2着。
3/4馬身及ばずに、私のダービーは幕を閉じました。
3連単、せめてマルチにしておけばなぁ・・・と悔やんでも仕方がない。
ダービーの本命に指名するからには頭から入るのみ、それが我が矜持ですから。


こうして終わった今年の日本ダービー
レベル的にはやはりそれほど高くはないと思われます。
スローペースではあったけど、1000万下の青嵐賞とのタイム差はいかんともしがたい所でしょう。
しかしどんなにレベルが高くとも、逆にどんなにレベルが低くとも、必ず毎年ダービー馬は誕生する。
そしてダービージョッキー、ダービートレーナーも。
ルメール騎手もそうだけど、藤沢調教師がついにダービーを勝ったんだと思うと感慨深い。
あの名伯楽をもってしても、たどり着くのにこれだけの時間がかかってしまった。
それがダービー。それが競馬界最高の栄誉あるレースなのでしょう。


負けたままでは終わらない。
俺たちのフィナーレ、目黒記念
本命は・・・ああもう忘れちゃった。
ゴール前で神っている男が突っ込んできたところまでは覚えてるんだけど、そこから先の記憶が飛んだよ・・・。



ヴォルシェーブの戸崎が苦笑いしてら(^^;;
またアンタかい!ってね。



次回遠征予定は未定です!
悔しさをばねに、必ずまた戻って来ます!