WE LOVE KEIBA ~3rd Season

観戦記を中心に競馬の事を書いてます

天皇賞・秋観戦記

絶好のラブリーデイとなった日曜日、秋天観戦に東京競馬場へ出向きました。
朝5時起きの8時開門。
ダッシュは今回は絶好ポジション確保とはいかなかったものの、まぁ及第点。
暖かな陽射しを浴びての快適な観戦となりました。


この秋3度目の現場。
ノーホーラ→ヒモ抜け祭り・・・とここまで来ているので、
叩き3戦目となる今回は好結果を出したかった。
まずは土曜日。アルテミスステークスのみ参戦。
まぁね、この時期の2歳牝馬の重賞ですから。難しいっすよ。
デンコウアンジュ?なにそれ、つおい?って感じですよ。



さすがに12番人気を探り当てるのは厳しいわい。
メイショウサムソン産駒はこれが重賞初勝利。
ここのところようやく結果を出す産駒が出始めているのでとりあえずよかったね。
田辺騎手、してやったりだろうなぁ。


そして日曜日。
最初の的中は新馬戦。最近新馬戦がよく当たる気がする。
データが少ない分、人気も曖昧で、え、これでそんなにつくの?って事もよくある。
本日のもまさにそれ。圧倒的1番人気が頭なのに3連単は62倍もついた。
これを捕獲できたのでその後のレースは余裕を持って参加することが出来た。
ちなみにこの日の新馬戦2鞍は、どちらも素質ありそうな馬が勝利したので写真を載せておこう。
未来の重賞ウィナーはいるかな?


4R勝利キングカメハメハ産駒ルフォールベルーフの妹。


5R勝利ブラックプラチナムステイゴールド産駒。近親ラブリーデイ


そんなこんなでメインの天皇賞
まだ浮きがあったので、ここで勝利を確定づけたい。
今年の秋天は人気を2分する2頭がいた。


毎日王冠の覇者エイシンヒカリ


京都大賞典の覇者ラブリーデイ


秋天の王道ステップを完勝したこの2頭が人気するのは当たり前。
前者は高勝率を誇るまだ底が知れない存在。
後者は今年に入って急激に力をつけてきた馬。
甲乙つけがたいが、GIでの実績がある分ラブリーデイが1番人気になった。


だが私の本命はそのどちらでもなく、イスラボニータでした。


相変わらずしなやかなフォームの返し馬。
去年のこのレースの1番人気でっせ?
ジェンティルドンナちゃんと死闘を演じての3着でっせ?
6番人気単勝11倍は美味しすぎでしょ、よだれジュルジュル・・・。
だが、ここでいつものように欲張って3連単勝負しなかったことが運命を分けた。
買ったのはイスラボニータ1頭軸の3連複ながし。
相手は差し馬のみ。
この日の馬場傾向からして、逃げ切りは不可能とみてエイシンヒカリはオミット。
本来嫌うはずの外枠の差し馬をチョイスしたのであった。


レースがスタート。
なんと逃げるとされていたエイシンヒカリがハナに立てない!?
先手を主張したのはまさかのクラレント
マイルが主戦場だった馬だけに、スピードが中距離馬とは違ったか。
それにしても意外な展開にどよめきが沸いた。
誰だクラレントの乗り役は・・・また田辺か。
12番人気で勝ったり、意外過ぎる逃げ打ったり、今週末はいろいろやってくれるなぁ。
勝負事で空気なんて読んでられないってか。
レースは生き物。決めつけはよくないなと改めて思う次第だ。


ただエイシンヒカリは2番手でもかかることなくいい感じで進めていたので、むしろ新味出るか?と直線向くまではドキドキしていたが、そうそうに飲み込まれてしまった。
やっぱりこの辺がGIでのキャリア不足を露呈した感じかな。
そんなエイシンヒカリをあっさり交わしていったのがラブリーデイ
一見先頭に立つのが早すぎるぐらいだったが、最後まで止まらずに完勝を決めた。



この馬、本当に強くなったな。
今年に入っての一気の本格化だものなぁ。
思えば今年最初の遠征がキズナの復帰戦だった京都記念
あの時勝ったのがラブリーデイで、その時はフロックかと思った。
だが、あれが覚醒の時だったのかもしれないな。


鞍上浜中騎手はしてやったりだろうな。
なんたって川田の騎乗停止で巡ってきた美味しすぎるチャンス。
きっちりモノにするあたり、乗れている証拠。
浜中時代の到来か。



ところでラブリーデイが完勝を決める中、私の関心は3着争い。
いやイスラボニータが来てたけど、なんかショウナンパンドラの勢いの方がよかったからさ・・・。
イスラ3着なら、2着のステファノスは買い目にあるので大勝利。
リプレイを見ながらドキドキしてその時をまった。
そして結果は・・・イスラボニータが3着。
3連複大的中。いやぁ、3連単じゃなくて3連複にしておいてよかった。
厚めに買っておいたので配当がさらに気になったけど、なんと248倍もついてるし。
これも意外な人気の盲点だったように思える。
ステファノスが人気なかったんだね。愛読紙東スポ本紙の本命だよ。


こうして大勝利で1日を終えた。
フクラムサイフをさすりながら、残り2戦となった今年の参戦予定レースに思いを馳せ、ラブリーデイ東京競馬場を後にするのだった。
次回遠征はジャパンカップ