皐月賞観戦記
牡馬クラシック第1弾皐月賞を見に中山競馬場に行ってきました。
朝7時起きで競馬場に向かい、8時半に開門。
予定通りの場所を確保して1日がスタート。
今年は中山に来るのはこれで3度目だけど、過去2回は負けていた。
というか、もうしばらく中山で勝った覚えはない。
今日を逃すともう秋までリベンジの機会はないので、なんとか皐月賞を当てて笑って帰りたかった。
しかし朝からの奮闘空しく、メインまで安い配当をひとつ取ったのみ。
やはり中山では勝てそうもないと、皐月賞は肩の力を抜いてシンプルに予想した。
今日の芝コースの傾向は先行馬が有利。
ようするに内が伸びる馬場ということった。
つまり勝負になる馬は、大外を回してくる馬じゃなく、少なくとも好位につけられる馬。
トライアル2戦を中山で見てきた私。各馬の戦法は頭に入っている。
おのずと本命はロゴタイプに落ち着くのだった。
結局1番人気。負けが込んでいる中で1番人気から入るのだから相手は絞って大きく勝負。
おなじく気性的に黙っていても前寄りで競馬しそうなエピファネイアが大本線。
我ながらなんてつまらない予想だと思ったけど、この裏表で勝負に出た。
そして・・・。
レースは最後の直線に入り、イメージ通りこの2頭が好位から抜け出してきた。
安心して見てられるゴール前というのはいつ以来だろう。
実力馬どうしの決着だったけど、配当は意外についた。
人気と言っても、半信半疑で押し出されたものだったからこれだけついたんだね。
絞って張ったので、負けを取り戻して浮きが出たよ。
しかしロゴタイプは強かったね。
折り合いつくし、好位につけられるし、瞬発力あるし、距離もイメージ以上に持つしで、今のところ弱点らしい弱点が見当たらない。
世代で一歩も二歩も抜け出した存在じゃないだろうか。
ダービーはさらに距離が延びるけど、またあざ笑うかのように勝ってしまうかもしれない。
上位はなんと人気順に収まった。
2着エピファネイアは福永に戻って良いレースはできたけど、若干詰めが甘いかな。
牡馬クラシックに手が届かないね、福永騎手。
3着コディーノは可もなく不可もないレースぶり。
東京向きだと思うけど、ダービーはおそらく距離が長いとみる。
逆に4着カミノタサハラは基本的に中山は合わないと思うので、今日の馬場状態で通ったコースを考えれば上出来。
東京替わりのダービーは楽しみで一杯。
今のところダービーはロゴタイプ、キズナ、カミノタサハラのどれかが勝つと予想するよ。
先週の桜花賞のクリスチャンデムーロに続いて、今週はミルコデムーロが皐月賞勝利。
今年のクラシック、デムーロ兄弟目立ち過ぎ・・・。
まぁデムーロ兄弟は安定して上手いよ。
日本人、生え抜きJRA騎手、もっと奮起せよ！
デムーロ騎手、このポーズはクラシック兄と弟で一つずつって意味かい？
最終レース終了後に芝コース開放のイベントがあった。
このイベントに初参加したけど、初めて入る馬場は思ったより芝が弾力があってびっくりした。
ただしそれはアウトコースに限ったもので、最終週の内側は芝生が剥がれまさにボコボコ。
見た目は悪いけど、JRAお得意のローラーでカチカチにしたGI仕様なだけに、路盤はものすごく硬い。
そりゃ内が残るよなぁ。そして馬の負担は大きそうだ。
